30代になると長年の友人との飲み会も直前で面倒になる
30代になると明らかに気力・活力が落ちると思う。
経験値が上がることで「何をするとどうなるか」という、近い未来もある程度見えてしまうし、仕事も職場のエースとして、2人前くらいの仕事を1人に振られることだろう。
もう仕事本当にてんこもりである。もう盛るなよ?課長よ・・・
と会議では課長をにらむことだろう。
そうなると何かやろうという気は起きなくなってくる。
私も職場で尋常じゃない仕事を振られつつ、座っていることが多い仕事のため、首・肩、腰がやられている。たまにロキソニンでゴマカシを試みるくらいは痛い。
しかもなぜか膝がじんわりと痛い。さまーずの三村みたく膝がぐにゃぐにゃになってしまったのだろう。
こんな状況は楽しみなはずの、「30代になってもまだ友人関係が続いている昔なじみとの飲み会」にすら響いてきてしまうのだ!
いまだに年に一回くらいは高校のときの友人と集まって飲みにいく。
しばらく開催がないと、みんな何してんのかな・・・と少し気になったりもするくらいには親しいと思う。
そんなんなので、たまに私が幹事になって開催したりもする。
誰かが飲み会やるぞ、と言い出したら、少しワクワクする。いつものメンバーなんだが、昔なじみというのはそういうものなのだろう。
だが、30代も中盤に差し掛かり、仕事で疲弊し、膝がぐにゃぐにゃになってしまった私は直前で面倒になってしまうのだ。
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そして色々と理由をつけはじめる。
①飲み屋で飲み食いすると一人5000円はいく。自炊での節約料理と比べると・・それは10日分の夫婦の晩飯代に匹敵してしまう・・・
②飲み会は決まって土曜の夕方だ。というか混まない時間スタートを狙って必ず17時からだ。そうなると昼間にあまり色々出来ない。そして最も力を入れて楽しめる「土曜日の晩飯」を自分で作ることが出来ない。
③着ていく服がない。30代中盤になると服を買う人と買わない人に分かれる。服を買う人は財力を生かして好きな服をいっぱい買う。
私は会社を早期リタイヤしたいので、節約のため服は買わない。だから着ていく服がない・・・
いつもよれよれロンT、ユニクロのパンツで登場する。なんとユニクロパンツは3年連続の出場だ!M・V・P!M・V・P!
④外で酒を飲むと帰るのが億劫。家ならば酔っても数メートル移動したら宿!本日の宿舎と食堂が一体化している便利システムなのだ。我が家とは凄まじい効率を誇っている。
外で飲むと酔っ払ったまま、酔っ払いだらけの電車で帰るのがキツいのだ。駅から家まで歩くし・・
⑤土曜日に疲労を溜めると翌週に地獄を見る。土曜日は何もしないか軽く運動したり、家事をしたりゆったり過ごして体力を回復させる必要がある。
30代の体力はそうそう回復しないのだ。だから消耗して月曜日を迎えると・・そこは関ヶ原のような過酷な戦場となる。
直前になると面倒でこんなことを思ってしまうのだ。
毎回こうなのだ。
しかし約束してしまった以上、行くか・・と毎回参加している。
すると・・楽しいのだ。それもなかなかの楽しさだ。会社の飲み会とはやはり違う。
毎回行っといて良かったなと思うのである。昔から知っていて、会社のように上司に気を使うということもない。
極端な意見だって「お前は昔からそうだな」で済む。誰も引いたりなんかしない。
その楽しい時間があり、また次回が楽しみになる。
でも次回も直前で面倒になるのだ。そして約束してしまったもんだから行くのだ。
そうしたら楽しいのだ。
なんだかよくわからないが、20代よりも30代のほうがこの直前飲み会面倒状態は強まっている。
会社の飲み会が面倒すぎて飲み会アレルギーなのか・・あるいは日々で疲れすぎているのか。
そう思うと40代はどうなのかが少し気になってくるのである。
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以上