引越に関わる一連の流れで知識を活用し節約しよう⑥見逃しがちな駐車場代・・月額影響は結構大きい
賃貸物件を決める際、月額の負担額にきちんと「駐車場代」も含めて計算しているだろうか。
駐車場代は安ければ1万円を切るが、都内や大きな駅があるエリアでは2万円レベルになったりする。
これを考慮しないと・・・物件は決まったが、駐車場代がこんなにかかると思わなかった!振り出しに戻ってしまった!
と、なりかねない。なんせ年間で10万~20万円というとんでもない出費なのだ。
駐車場代は月額が確実にかかり、また更新手数料があったりする厄介なものである。もはや家賃と同等の扱いをすべきものと言える。
したがって、車を維持する場合は月額家賃+駐車場代が毎月の支出と考えなければならない。
なお、一つ、ほんの少し節約する方法があるとすれば「マンション敷地外の駐車場を使うこと」である。
マンション敷地内の駐車場は使い勝手が良いだろう。それにマンションの住人しか使っていないので、トラブルも少ないはずだ。車へイタズラされる可能性も下がる。(もしあなたが騒音人間ならば、車にはしょっちゅうイタズラされるかもしれないが)
■マンション外駐車場を選ぶならば
安いパターンは下記の条件を出来るだけ満たした駐車場である。
「屋根がない青空駐車場」
「砂利」
「駅から離れたところにある」
「目立たない場所にある」
「周りに駐車場が多い」
屋根がないところは当然安い。が、屋根なしの駐車場は世の中のメインであり、そこまでの安さは望めない。
駅から近いと地価が上がるので高くなる。
つまり「自宅から駅の反対側に歩いて1~3分くらい」で借りたほうが安くなる可能性が高まる。
また目立たない場所にあるところは、防犯の観点でマイナスであり、また人の目に触れないから需要が大きくならないという二つの観点から安くなりがちだ。
周りに駐車場が多いと、それは競争になるため、当然価格は安くなる。
駐車場は空いていたら一円玉にもならないが、契約が入ればそこはお金になる。だから、安値でもなんとか契約を埋めようという傾向は強い。
なお、例外的にマンション敷地内駐車場が「立体駐車場」の場合は外部の駐車場を強く勧めたい。
立体駐車場だと、自分の車に乗るのに車エレベーターを操作し、自分の車を取り出す必要があり、他の人がいれば並ばないといけないし、並ばれたらプレッシャーがかかるのだ。
そもそも会いたくもない近所に人と挨拶しなければならない可能性が高まる。
私は以前住んでいたマンションは敷地内駐車場があったが、立体駐車場だったため、徒歩2分くらいの外部の平置き駐車場を使っていた。徒歩でも近く、またマンションには車を横付けできるスペースがあったため、非常に快適だった。
月額の駐車場代も3000円ほど安くなって満足だった。