引越に関わる一連の流れで知識を活用し節約しよう⑦都市ガスはプロパンガスより超絶安い
都市ガスの物件とプロパンガスの物件、両方に似たような家族構成で住んて、似たような生活をして、きちんとかかる費用を比較したことがある人はどれくらいいるのだろうか。
私は都市ガス物件、プロパンガス物件に似たような間取りで、まったく同じ家族構成で済み比べたことがあるが、これは結構興味深い結果になった。
プロパンガスと都市ガスの月額差は「めちゃくちゃ大きい」ので、下記くらいの家賃上乗せと同じ影響があると考えた方がよい。
■一人暮らしの場合
都市ガスの場合、月の負担額で2000円/月の差が出る。
■夫婦二人暮らしの場合
都市ガスの場合、月の負担額で3000円/月の差が出る。
■夫婦二人+子供が数人いる場合
都市ガスの場合、月の負担額で4000円/月の差が出る。
これくらいは違うのだ。
つまり、現在プロパンガスの物件に住んでいるならば、都市ガス物件にする場合、家賃を上記通りで高く設定して良いということになる。
価格:44,900円 |
■プロパンガス物件と都市ガス物件のガス代比較
私がプロパンガスの物件に入っていたとき、各月のガス代は下記通りだった。(夫婦二人のパターン。毎日自炊をしている。風呂のお湯は月1~2回程度しか入れない。シャワーは毎日。寒い日は皿洗いをお湯で行う。)
■プロパン時
1月:8000円
2月:8500円
3月:8200円
4月:7700円
5月:6600円
6月~10月:4000~5000円
11月:6000円
12月:6500円
■都市ガス時
1月:4000円
2月:4000円
3月:3600円
プロパンガスの物件では1月~3月のガス代が8000円を超えており、年によっては1万円を超えたこともあったほどだ。しかし都市ガス物件に引っ越してからは、2月でもガス代は4000円程度に収まっている。
使い方はまったく変わっていないし、家族構成も一緒にも関わらずだ。
二人暮らしでも冬場は毎月4000円の差がつく。基本料金以外の部分、使った分だけ価格があがる「従量分」が半額程度になるため、月額家賃が3000円高くても都市ガス物件を選ぶべき、となる。ガス代を心配しすぎずにお湯で皿を洗い、シャワーを浴びることが出来る。
ガス代を強く気にする必要がない生活が出来ることも相当な利点だ。
なお、都市ガスは1立方mあたりの熱量がプロパンに比べて小さいとか言われるが、普通に調理をする上では「気が付くことがない」。お湯を沸かすときも、シャワーのときも気が付くことがない。
都市ガスのパイプラインになにかあったときにはガスは遮断され不便と思われるが、そういった事態に日頃から完璧に備えたい人以外は都市ガスは絶対選ぶべき条件の一つになる。
以上