共働き世帯の月々の生活費を明らかにする方法を考えてみる
■共働き世帯が月にいくら金を使っているか特定するのは難しい
共働きをしていると、一か月にどれだけお金を使っているかを特定するのがすごく難しいと感じる。
それぞれで昼食を取り、仕事中にコーヒーを買い、飲み会に行き、慶弔関連、出張の旅費など金を使いまくるからだ。
出張旅費や接待などで領収書清算をした場合、経費精算用の口座に振り込まれたりなんかしたらもっとややこしい。
(会社は従業員に経費精算用の口座を用意させることがある。それは会社が付き合いの深いメインバンクになることが多い)
また夫婦でクレジットカードをお互い複数枚持っていて、日常使いはゴールドカード、定期券の購入やsuicaのオートチャージは鉄道系のカード、イオンで買い物するならばイオンカードなどなど、複数の使い分けがある。
さらに会社からの給与振り込みの口座は、「本人名義」が条件になっていたりするので、すべての金の入り口を1本化も難しい。(奥さんの働いたお金を夫の口座に振り込むことができない会社もある)
■どんな金の入り口があるか まとめ
①自分の給与口座
②自分の経費精算口座
③嫁の給与口座その1
④嫁の給与口座その2(会社の積立関連)
⑤嫁の経費精算口座
⑥懸賞や祝い事で貰える金券類
考えてみたらこのくらいしか金の入り口はなかった。
■どんな金の出口があるか まとめ
①自分のメインクレジットカード(ETCもこれ、自分の給与口座から)
②自分のサブクレジットカード(JCBが使えないとき用、自分の給与口座から)
③自分のモバイルsuica(自分の給与口座から)
④自分の現金(自分の給与口座から)
⑤嫁のメインクレジットカード(嫁の給与口座から)
⑥嫁のサブクレジットカード(嫁の給与口座から)
⑦嫁のサブサブクレジットカード(嫁の給与口座から)
⑧嫁のsuica(嫁の給与口座から)
⑨嫁の現金(嫁の給与口座から)
家賃⇒自分の給与口座から「引き落とし」
スマホ料金⇒MVNPの家族プランにしたので自分の給与口座から
光熱費⇒自分の給与口座
水道代⇒コンビニ支払い(どちらかが支払う)
駐車場代⇒直接支払い(どちらかが支払う)
食材購入⇒どちらかが支払う(クレカの場合も現金の場合もある)
服関連⇒それぞれの口座から支払い
もうめちゃくちゃである。最初は一つ一つレシートを入手して、それをまとめてエクセルに打ち込んでおおよその金の使用料を把握しようとしたが、あまりに煩雑かつ100均で買うものやスーパーでちょい買いするものまで管理するとかありえないと思い断念した。
時は金なり
■金をどう管理しようか・・・検討の経緯
①給与振り込み口座を一本化してお金の入り口を1つにする検討
⇒給与振り込み口座は本人名義という縛りで断念。
②片方の給与をそっくりそのままもう片方の口座に振り込んで一本化
⇒振り込み自体が面倒かつネットバンクでないと手数料がかかるため、給与口座自体変えないとならないなど、手間の面で進まなかった。
③共同口座を作り、二人でその口座に振り込んで一本化
⇒さらに口座が増えてしまうし、家賃、光熱費、スマホ、などなど現在のカードで引き落とし設定されているものをすべて変えないとならない。それが大変に思われた。また振り込み手数料がかかる。
④クレカを家族カードで一本化
⇒二人で同じクレカを使えば、少なくともクレカに関しては金の出どころが一本化できる。沢山あるクレカはどうしてもという場合以外使用しない。
⑤クレカを一本化するとsuicaのオートチャージが不可能になるが、モバイルsuicaならば大丈夫
⇒現状、suicaのオートチャージに対応しているクレカは鉄道系くらいしかない。鉄道系では還元率の高いクレカはないことで、鉄道系以外にしてしまうとオートチャージが出来なくなる。
ただしモバイルsuicaを使うことで解消できる(ただし年会費1000円かかる)
モバイルsuicaをチャージするクレジットカードを夫婦で共通にするのだ。
⑥現金はお互いの口座から下ろさないようにする。
⇒手持ち用現金は月に一回まとめて私が下ろして、財布に5万円入るよう充填する。これで現金の一本化が可能になる。
⑦毎月の末日に全て口座の残高確認、財布の現金確認をする。
⇒クレカでの買い物分は1ヶ月~2ヶ月遅れて請求がくるため完璧ではないが、月末時点の残高確認で一か月に使った金のおおよそは見える。
■共働き世帯の生活費を明らかにする方法 まとめ
下記をやれば共働き世帯の金の管理がしやすい。
・クレカを家族カードで一本化する
・suicaのチャージも家族カードで一本化する
・現金は片方の口座から月に1回まとめて下ろしておき二人で使う
・毎月月末にすべての口座の残高をチェックする
・なるべく電子マネーかクレジットカードで買い物をする
以上