会社の人と出張に行ったらノーネクタイ、上着無しは私だけだった
5月のとある日、取引先の工場視察に行った。
その日は5月というのに、気温が29℃になった日で朝から結構な暑さ。
私は暑いときは、なるべく涼しい恰好をするように心がけている。スラックスは明るい色のメッシュタイプのものにして、靴も真っ黒よりは明るめの茶色にする。
上着は当然着ない。着る機会もないだろうから持ち歩きもしない。ネクタイも首回りが暑くなるので着けない。
個人的には「暑いから涼しい恰好をする」というのは、まともなことではないか、と考えている。
しかし、衝撃的なことが起きた。
その工場視察には私のほか、私の勤めている会社からは5名が参加することになっていた。
また、取引先は4名の出席となる。
・・・私の会社のメンバーがそろったとき、ジャケットを着ていないのはなんと私だけだったのだ。
ただ、2名がネクタイをしていなかったので、ノーネクタイは文化として生きているんだな!とほんの少し安心した。
そして、タクシーで取引先の工場へ向かう。人数が6人なので2台に分かれて行く。
タクシーから降りると・・・
全員ネクタイまでフル装備になってる!!!その時、気温は30℃弱。そんな中で私以外が全員黒系のジャケットにネクタイまでフル装備をしているのだ。
確かにマナーと言われればマナーかもしれない。社会人=取引先と会う時はネクタイ、ジャケットフル装備か。
「クールビズ期間」が発動されないと絶対に守らないとならないルールなのだろう。5月に40℃になっても多分皆ジャケットをネクタイをするんだと思う。
が、そんなマナーが当たり前だぜ!なんて言われても、正直言うと「頭おかしいんですか?」と言いたくなる。ちなみに・・・私の会社は年中ノーネクタイ・ノージャケットで良いことになっている。取引先と会う場合は「各個人の判断にまかせる」という位置づけだ。
もはや暑いから上着は普通着ない、なんて常識は関係なく、「こうしとけば間違いない」という戦法しか取らなくなってしまっているのだろう。
そして、私たちが到着して取引先の方々が4人出てくる・・・と、やっぱり、全員上着とネクタイ着用。
残念ながら私一人だけ上着無しのノーネクタイなのだ。10人中一人だけだ。皆から言うと私が間違っているのだろう。
そして、私だけが本当は正解なんだろう。
今後もノーネクタイ上着無しのせいで、窮地に立たされるまではこのスタンスを守っていきたいと思っている。
ちなみにこの日はだれからも上着無し・ネクタイ無しを突っ込まれなくて、ちょっと安心した。
以上