東海道線で北上していたら昔住んでた街が見えた
今、私は神奈川に住んでいる。
30代になりそこそこで結婚したが、その当初は埼玉の荒川沿いに住んでいた。
今日はたまたま取引先の工場に外出があった。
直前まで上長含めた会議があり、会議を途中で抜け出し、その足で取引先に向かうため、上長も一緒。
楽しい楽しい一人電車タイムにはならなかった。
その会社は北関東にあるため、東海道線で一気に北上していくと・・・川口元郷近くの圧倒的にでかいタワーマンションが見えた。
結婚当初は川口市の探索をしょっちゅうやっていた。目に付くところは大体全部歩き回ったと思うくらいに。
そのとき、圧倒的にでかいタワーマンションを見て、いくらくらいするんだろうか・・・と思ったことを思い出した。
ちょっと離れたところを歩けば、そのタワーマンションは目印になった。
さらに電車が川を渡る瞬間・・・
川沿いに教習所が見えた。
私にとって、この教習所はトラップなのだ。
荒川サイクリングロードを走ってると、この教習所あたりがやや迷路になっていて、道を熟知していないときは結構迷った思い出。
今もだが、昔からずっとサイクリングは続けていて、当時荒川サイクリングロードは鬼のように走りまくった記憶が蘇る。
今でも日本一のサイクリングロードは荒川サイクリングロードなんだろうと思っているくらいだ。
道の幅、舗装の綺麗さ、水分の補給ポイントの多さ、橋の下の日陰っぷり、あまり混んでない具合、ノンストップで走りまくれる感じが素晴らしいのだ。
夜にサイクリングロードを走ると、闇を滑っているような感覚になり、最高としか言えない気分が味わえた。
もう用事がないし、電車もあまり乗らない生活をしているので、昔住んでいた家に行くチャンスはないが、タワーと教習所を見て、あのときの生活をちょっと懐かしく思った。
うまいカレー屋にはまた行きたいし、気になりつつ行けなかった居酒屋とフランス料理屋はまだ気になっている。
ただ・・・つい数年前に住んでいたところが懐かしいなんてなると、小学生まで住んでいた社宅マンションはどう映るんだろう。
以上