車の定期的に交換しなければならない「消耗部品」の「耐用年数と価格」
私は先日、新車購入から7年目の車を車検に出して、14万円請求となった。
naval.hatenablog.com
そのとんでもない金額には驚愕した。
・・・2年に一回10万飛ぶって何事よ・・・・・と。
ただ、今回の車検では、3年目、5年目車検でオイル以外の消耗品を交換していないことから、相当な高額になったという経緯がある。
ある日、突然車検で高額のパーツ交換費用が取られないように、適切なタイミングで適切な消耗品類を交換して、ただでさえ金がかかる車検時にとんでもない高額請求を受けないようにしたいと思った。
何年で何を交換するか、またそれを交換するといくらくらいかかるのか、をまとめていきたいと思う。
ちなみに私は、下記のうちエンジンオイルは車検ごと、その他は一切変えていないで7年乗った。
なお、走った距離は4万キロ程度だ。
■消耗品類と交換年月
エンジンオイル :6か月または5,000km走ったら ⇒ 4,000円程度
オイルフィルター :オイル交換2回するごとに交換 ⇒ 2,000円程度
バッテリー :5年程度で交換 ⇒ 10,000~15,000円程度
冷却水(LLC) :車検ごとに交換 ⇒ 5,000円程度
スーパーロングライフLLC :7年または16万km等々 ⇒ 8,000円程度
ブレーキフルード :車検ごとに交換 ⇒ 4,000円程度
ウォッシャー液 :使用頻度による ⇒ 500円程度
エアクリーナーエレメント:4~5万km ⇒ 3,000円程度
スパークプラグ(通常) :4万kmごと ⇒ 5,000円程度
※イリジウムやプラチナのプラグならば10万kmごと
タイヤ :4万kmごと ⇒ 70,000円程度
ブレーキパッド :4万kmごと ⇒ 10,000円程度
ギアオイルやATフルード :6万kmごと ⇒ 6,000円程度
発煙筒 :3年ごと ⇒ 1,000円程度
エアコンフィルター :2年ごと ⇒ 2,000円程度
ワイパーゴム :2年ごと ⇒ 2,000円程度
消耗品類、交換しないとどうなるのか
エンジンオイル :エンジン内部パーツの摩耗が進み、エンジン内部パーツが損傷、高額修理になる。
オイルフィルター :エンジンオイル汚れが加速し、上記の可能性が高まる。
バッテリー :エンジンがかかりにくくなり、最終的にかからなくなる。特に気温が低いとき。
冷却水(LLC) :冷却水路が錆びて、漏れが発生する可能性がある。またはオーバーヒート。
スーパーロングライフLLC :同上
ブレーキフルード :オイルの沸点が下がり、熱によるブレーキの効きが悪化しやすくなる。ブレーキシステムが錆びて、オイル漏れしやすくなる。
ウォッシャー液 :プシューとフロントガラスを洗えなくなる。それだけ。
エアクリーナーエレメント:エンジンへの吸気が少なくなり、燃費が落ちる。それだけ。
スパークプラグ(通常) :エンジンのかかりが悪くなる、燃費が多少悪くなる。それだけ。
タイヤ :溝がないと車検に通らなくなる。雨でスリップしやすくなる。溝だけは大事。
ブレーキパッド :ブレーキが効かなくなる。ブレーキローターも削れて20,000円くらい修理費がかかる。
ギアオイルやATフルード :ギアが入りにくくなるかもしれない。10万kmくらいなら大きな影響なし。
発煙筒 :もし事故ったときに、発煙筒で合図ができない。
エアコンフィルター :エアコンの風量が落ちるとか、臭いとか。
ワイパーゴム :フロントガラスがうまく拭けなくなる。大雨のときは危険。
上記はおそらく「安全を見ての交換時期」だと思う。
個人的には消耗品類は、「あと何年その車に乗るのか」を中心に考えていけば良いと思っている。
違和感がなければ、交換は先延ばしにする、2年持ちそうなら次回の車検に回すなどで、極力後回しが良いと思った。
というのもガソリンスタンドなどで、バッテリーの電圧が低下しています!なんて言われたことがあったが、そこから3年くらいなにごともないからだ。
前回の車検でも確かバッテリーのことは言われた。しかしいまだに一発でエンジンがかからないことがない。
車という、非常に凶器になりえるものだけに、安全に安全を重ねたのが上記の年数なんだろう。
ちなみに私はバイクのオイルなどは、マメに換えていた。バイクは宝だったので、金をかけたかったのだ!