大師巻きの行列に引いた!
神奈川県の川崎には有名なお菓子がある。
「大師巻」というお菓子だ。
簡単に言うと、せんべいを海苔で巻いたお菓子である。
読み方は、だいしまき。
正月にはごった返す川崎大師にちなんだお菓子らしい。なお川崎大師は関東三大厄除け大師らしい。
大師とは菩薩。
つまり三大の厄除けの菩薩のご登場である。
でてーん!って音が鳴ってもおかしくないくらいの登場シーンが用意されていても不思議ではないレベルだ。
さて、昼前の10時頃、川崎で乗り換える際、川崎駅ビルのアトレを回ると尋常じゃない行列を見つけた。
川崎でこんな行列を作るところがあるんだな、と思い何だろうか、と見てみると先頭に置かれた看板には「大師巻」の文字。
せんべいに海苔を巻いただけのお菓子なんだが、実際に食べてみると、確かにうまいが見た目通りの味とも言える。
ちなみに海苔は大師様の袈裟を表しているとか。
となると、せんべいは大師様だ!
夏に食べたら海苔が水気を帯びて大師summerとかね。
そんなわけないか。・・・バチが当たるわい。
正月を越えると、更に行列が伸びると思って今買っているのか、常に行列なのかはわからないが、大師巻の何十人の行列を見て、何とも言えない気分になった。
SNS全盛の時代になりつつも都会の人口が圧倒的に多いことから、何か一つの特徴で異常な人気になることがある。
大師巻は昔から大人気で行列なのか、あるいは何らかの宣伝で今だけ人気なのか。
ネットで調べてみてもわからなかった。何が行列のきっかけだったのだろうか。
勝手に考えてみると・・・
ご利益ありげで川崎銘菓というカテゴリでは競合が少ない中、人口が激増している川崎市にあり、川崎自体が全国各地から就職のために人が集まる場所だ。
その人たちは地元に帰る際にお土産で大師巻を選ぶだろう。
また沢山の年寄り向けに昔ながらの味で厄除けが出来る、そんな理由にしておこうかと思う。
全然違ったりして。
以上