30代が何かしらで日常を楽しくしようと必死なブログ

これまでやってきたことのまとめ。これからやることを決めたり、経過を記入するブログ。

大切な写真、音楽、動画のバックアップを本気で考えた結果は「SSD」

私は旅行が好きで数えきれないくらいの回数旅行に行っている。国内も海外も、バイクや車でだ。

その度に大量の写真を撮り、たまにその写真を見て昔を懐かしむ。その膨大な写真たちは私がメインで使っているノートのDELL XPS13ではなく、8年前くらいに購入したHPのElitebook2760Pに入っている。
DELLのXPS13はドライブがSSDのため256GBしかない。また家族用でなく私の趣味専用PCのためデータ保存に向かないのでこうなってしまった。Macbookのように薄く軽く、PC自体の性能はとてつもないのだがリビング据え置きPCには出来ないPCなのだ。
つまりデータ保管用PCは8年経ったものになってしまっている。何千枚という膨大な思い出写真データを保存しているが、8年も経っているPCのため何時HDDが壊れてそれらのデータが消失してしまってもおかしくはない。結婚式や新婚旅行の写真なんかも入っており、全部消えたらダメージは計り知れないのだ。なおHDDは業者が修復してくれるかもしれないが、費用は下手したら10万円を超える。バックアップがないと高くつく可能性が高い。

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最近は虫の知らせか、バックアップを取らなければ!という強迫観念が湧いてきた。だから、その方法をどうすべきかずっと探し続けていた。
選択肢は結構多いのだが、それなりに費用がかかるので3か月ほど悩み続けていた。オッサンは3か月悩んだのだ。



しかし、最近「これが正解!」と思える、自分なりに納得できる選択肢を作ることができたのだ。

それは「内蔵SSDの2GBを外付け化すること」である。

ここに至るまでは本当にいろいろ考えた。

①まず考えたのがRAID1(2つのHDDを1ケースに入れ、それ同士でバックアップを取ってくれる)のNAS

NASとはネットワークアタッチドストレージ。
自宅のルーターに直接LANでHDDを繋ぎ、いつでもどこでもPCでもスマホでも無線でHDDにアクセスできるというもの。しかもRAID1の仕組みで2つのHDDが繋がれていて、その2台のHDDは互いにバックアップを取り合う仕組み。
こりゃ凄いと思った。突然片方のHDDが壊れてももう一方が同じデータを残している。完璧すぎて唯一の正解ように思えた。また4TBなど膨大なデータスペースのNASに外からスマホでアクセスでき、そこに入っている写真をいつでも見られる。
家の中でも家族のスマホ、2台のPCはNASからデータを読み出せる。万能だ。

だが、一点だけNGな点があった。我が家は賃貸マンションのためルーター位置が相当限られている。そして残念ながら玄関脇の狭いスペースに無理やりルーターが押し込まれる構造で、そこは熱が絶対的に溜まってしまうのだ。
NASは常時熱を出し続け、そして熱に弱い。だから真夏に故障リスクが高い。膨大なスペースがさえあれば4TBのNASが最良な選択肢に思えたが断念したのだ。なお、RAID1は2TBのHDD2つで4TBを構築しても、2TBを2つのHDDにコピーしているため、容量は2TBとなる。
空気が良く流れる開放された空間にNASを置ける人にはかなりいい選択肢だといまだに思う。PC、スマホのデータバックアップをしていない人はまず考えるべき手段である。

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②次に考えたのが「外付けHDD2台運用」

USB接続の外付けHDDを2台メーカー違い(IOデータとバッファローあたり)で購入して、2台ともノートPCに接続する方法が次に思いついた選択肢。
そしてフリーソフトで2台のHDDの同期を取っていくというもの。RAID1仕様のNASと比べるとソフトで手動で2台のHDDにバックアップを取るので面倒だ。だが、外付けHDDはPCの近くに陣取れるため熱問題からは解消される。

ネットを介してスマホでデータを見られないので、残念ながら使い勝手は二の次になる。
それ以外に大きな難点は無い。HDDが2台同時に壊れることは滅多にないだろう。だからおそらくこの方法で間違いのないデータバックアップは取れる。
強いて言うならば衝撃にHDDが弱いくらいか。PCデスクに置いていて大地震で落っことしたらアウトかもしれない。

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だが、ちょっと納得いっていなかった。
2TBのHDDを2台買うと2万円近い出費になるからだ。

RAID1のNASwifi環境下でどの端末からでもアクセルできる万能性があるのに4TB(実質2TB)で2万円を切っている。
なんでこんなに性能が違うのに、価格帯が似たようなものなのか。納得がいかなかったので何か選択肢がないかまだまだ探し続けてしまった。

③納得できる選択肢「内蔵SSDを外付け化する」。

ずっと探している間にSSD(ソリッドステートドライブ、いわゆるSDカードみたいなもの)という選択肢を見つけた。SSDは書き込みも読み込みもちょっぱやだけど、単価が超高い。
ほんと凄まじい値段というイメージしかなかった。だが調べていくと・・・
・2TBならば3万円を切る値段で手に入る(信じられないくらい値下がりしていた)
・衝撃に強い
・圧倒的な読み書きスピード

そして最大の利点を見つけた。
「おおよその寿命が予測できる」

ある日突然壊れるHDDと違い、どれだけ書き込みを行ったかでSSDは寿命が予測できるのだ。だから毎年正月に寿命予測をフリーソフトで行い、必要に応じてSSDを追加購入すればいいのだ。
ということでボーナスが入ったら外付けSSDを買い、そこに私と妻のスマホ写真、これまでの旅行写真、音楽類、PCのデータ類をすべてバックアップしておこうと思った。

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思い出は記憶しておけばいいのだが、どうしても写真を見返したい瞬間がある。フィルムを現像した写真のアルバムのように現物はいつまでも残るがデータというあいまいな記録手段の場合、積極的にバックアップを取らなければある日突然すべて焼失してしまうかもしれない。それは大きな喪失感を伴うだろう。備えは大事だ。


以上