30代が何かしらで日常を楽しくしようと必死なブログ

これまでやってきたことのまとめ。これからやることを決めたり、経過を記入するブログ。

何か音を出されるとプレゼン出来ない病になっている

何か音を出されるとプレゼンに対する集中力がとてつもなく落ちてしまうと日々思い知る。
本当に雑音がある中は、プレゼンが出来ないと非常に思う。

私はメーカーの購買部門で働いているが、これが割と人前で話す機会が多い。工場を沢山持っていると特にだ。購買部門というのは自社のあらゆる拠点の原材料を集中的に購入する専門部隊なため、各拠点の会議に出席し、材料の状況を話すことが多いのだ。

例えばプラスチック製品ならば、2019年の頭は石油・ナフサの価格が下がったので、その効果からかなりの値下げにつながった、と伝える。その効果は数千万だ!!!!フハハハッハ。
という感じだ・・・
そんなに偉そうにはしないけどね。原油価格が反転したら、その赤字は数千万よ・・・ショボショボとなるのでね。

そして、夏を超えるあたりに原油、ナフサ価格は相当値戻しとなるため、今のうちに「絶対使う材料は買いだめよ!」「倉庫はパンパンにしておけ!」
という話をするのだ。脂肪で超えたその腹にまだブチ込め!!叩き込め!!!このブタヤロウ!!というのだ。
他に足元で、ポリエチレンならば高密度が特殊品は相当納入がタイトだとか、日本最強の値上がり材料は今のところ黒鉛電極じゃないか?・・・とか鉄は徐々に値上がってきているぜ!
とかそんなことを伝える。うまい買い方でコストは確実に変わる、我に従え!!!と〆るのである。

なんて書きながらも・・・・残念ながら私は人前で話すことが苦手だ。
なんとなく失敗しそうな、うまく話せそうもない感じがプレッシャーになり、いとも簡単に失敗してしまうのだ。

ちなみにもっとも失敗しやすいパターンは、自分が話しているときに「何か音を出されたとき」。
これで細かく失敗していく。

本当にしゃべりにくいのだ。音は否応なしに耳から入ってきて、脳がその音を自動的に翻訳してしまう。
一瞬思考がそっちにもっていかれる。
だから本来考えている脳内の言語に対して、横から入ってきた言語が混じり思考が一本にならないのだ。
口の回転速度に、PCのパワーポイントに、それを補うための脳に・・・影響が入ってしまう。全部がぴったり噛み合わなくなる。


「音の原因」パターンはいくつかある。

話している途中に、何か気になったことがあるのか、聞いている人同士がしゃべりだすパターン。
Aさん「コソコソコソ」
Bさん「フヒヒ」

その瞬間、思考が鈍る。次に話す言葉が出にくくなるのだ。一度スピードダウンした思考は元に戻るまで10秒くらいかかる気がしている。


または携帯電話が鳴るパターンだ。
私「数か月は現状維持ですが、足元で〇〇社から値上げ要請を受けていて、コストアップは月に50万近くに・・・」
スマホ「ピリリリリリリ」
私「コストアップはですね、それでですね、ムムム!!!!50万!!!!もうダメ!終わり!!!」

となってしまうのだ。

私クラスの敏感肌だと、咳やイスを動かす音、部屋に誰かがログインしてきても、退出してもその音で思考が確実に鈍る。
速攻プレゼン終わらせて、家に帰って寝たいレベルになる。

プレゼンというか、演説する場面は超集中が必要なのだ。そこにノイズが入り込むと本当に辛い。

プレゼンが終わって、すさまじく疲れている経験がある人は多いと思う。その間何を考えているかというと・・・
・次にどう話すか。聞いている人にわかりやすいのか。
・誰がうなずいているか。
・きちんとついてきて資料に目をやっているか。
・だれも寝ていないか。
・面白い話ができているか。
・効果があるのか
・噛みやすい単語を噛まずに読めるか。
・資料以上のプラスアルファの情報を与えられているか。
・本日一番伝えたいことは、順序的にうまく伝わる構成になっているか。

よくよく考えてみると、地獄のように考えまくっているような気がする。

自分はきちんと考えて、良く仕上げようとして脳をフル回転させているつもりだ。
だから・・・・

ノイズでプレゼン微妙になってしまった人は仕方ないし、誰かのプレゼン中は拍手や笑いを求められない限り静かに聞いてほしい。
極力・・・静かに、うなずいてほしいのだ。

そう思いながら、今日も酒を飲んで寝よう。
おつまみは「燻製オイルサーディン」だ。ちなみにこれは超うまい。パンに挟んでもうまい。

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以上