30代が何かしらで日常を楽しくしようと必死なブログ

これまでやってきたことのまとめ。これからやることを決めたり、経過を記入するブログ。

次に海外勢にビジネスを根こそぎ持っていかれそうなこと

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日本での商売を海外勢に根こそぎ持っていかれることは多々ある。

通販はAmazonにごっそり持っていかれた。商店街・趣味系ショップはamazonに相当やられただろう。ネット配信動画はネットフリックスやAmazon、音楽はSpotify、本屋もAmazon・・・日本国内で著作権や従来の販路うんぬんしてるうちにすべてのサービスを奪われたに近い形だ。
モバイルSuicaもGooglepayが入り無料になった。カーナビは無駄に高く面倒な更新を有償にしている間にGoogleマップにすべてを奪われた。
食事の出前も個社で競争していたこともあり、一括サービスのウーバーイーツにすべて持っていかれてしまうだろう。

様々なサービスで日本企業同士規格の取り合いをしたり、自社の守りに徹するあまり使い勝手の悪さが蔓延している間に海外勢にすべてをかっさらわれているような気がする。日本国内のsuicaICOCAが統合されるまでどれだけ時間がかかったか。ここはまだ奪われていないので良かったが、相当危ない瞬間だっただろう。

次は何が奪われるのか。

個人的には「通勤」だと思っている。

都内への通勤は過酷だ。現代の常識では考えられない酷さである。しかし日本においてこれは基本的には改善されない。それは「関連するビジネスの幅広さ」が影響してしまっている。

都内にはオフィス用の沢山のビルがあり、その都内のすさまじい人口をさばけるキャパの飲食店がある。
裏側には多くの土地を持っている企業・権力者がいる。そういった企業や権力者は当然、すさまじい人数に通勤してくれないと困るのだ。
通勤が無くなると確実にビジネスが縮小する。

六本木ヒルズがあり、東京ミッドタウンがあり、数多くの大型ホテル、タワーマンション、高級デパート・・・数えればキリがないが、都心への通勤が減ればこれらはすべて大暴落確実だ。
だから都内への集中は終わらない。そして終わらせない。


ただし違う目線で見てみると・・・

大多数の人は、通勤が大変だったり、家賃が高いことを歓迎していない。
・空いている電車で通勤したい
・短時間の通勤が望ましい
・安く便利な駅の近くに住みたい

だから潜在的なニーズはものすごい数の人が持っている。それはいわゆる庶民である。

今の都内に全員が似た時間に通勤して、大混雑している姿・・・それは皆の理想の姿からは離れているため、こうやって日本国内で歪みを生んでいる間に「通勤無しで仕事が出来る画期的な仕組み」を海外勢が売り込み、瞬く間にそれは広がり、そのサービス無しでは暮らせなくなる未来が見える。

これは5Gが開始されたら、すぐに展開されるのではないだろうか。

例えば常時撮影カメラとマイクを使ったモバイルPCで、サテライトシェアオフィスか自宅で勤務する。マネージャーは別スクリーンで自分の部下を画面上に確認することが出来るというようなもの。仮想のオフィスで皆が座っている絵がPC画面上に出るほうが最初は皆とっつきやすいのかもしれない。

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今やスマホは全員が持っていると言えるので電話もまったく問題ない。チャットソフトも便利なものが出来ている。
紙の書類は一切使わない。印鑑も当然廃止だ。これでおじぎをするようにちょっと角度調整をしながら印鑑を押さなくても良くなる。

こうしてあらゆる企業が同じシステムを導入していれば、会社間でもセキュリティがある程度担保されたテレビ会議のシステムも構築されるだろう。これに防音性の高いシェアオフィスをセット販売でもすれば自宅で仕事をしにくい人も問題が解決できる。全国のシェアオフィス拠点があればそこで面と向かった打ち合わせも出来る。時間貸しにもやがて対応するだろう。

そしてこういうサービスを取り入れない企業には人は集まらなくなる。いちいち通勤するのは古い、となるのだ。そうすればインフルエンザの時期に電車に乗らずに済む。

都心が生み出す富を一部の人が手放せれば、海外勢にすべての仕組みを牛耳られることはないだろうが、それはなされない。年寄りの権力者が多いから。先が見えているのに自分に不利なことは出来ないだろう。


また過剰なインフラが都市部に残るため、その減損も考えないとならないが、地方は活性化するため、新たな時代が作られそうに思える。
都心勤めが地方に散らばり、大副業時代すら始まるのではないかと思える。

ここを海外に牛耳られて、莫大な損失を都心が被るのはちょっと悲しいが、今の状況では仕方がないのかもしれない。


以上