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今だから思う、卒業旅行は「アルゼンチン」がおススメ

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私は30代中盤のオッサンのため、もう10年以上も昔の話になるが、卒業旅行は南米アルゼンチンがおススメと思っている。

ちなみに地球儀で日本の反対側はどこにあるかを探してみると・・・・ウルグアイとかブラジルとかそのあたりになる。そのすぐ近くにアルゼンチンはあり、南北にすごく長いことから「すべての気候が存在している」。

なお、大学を卒業すると海外旅行に思いっきり時間を使える機会が無くなる。

これは就職する企業によるが、一般的なメーカーならばせいぜい9連休しか取れない。その9連休がいつ取れるかというと、①GW、②夏休み、③正月休み、となる。このタイミングは全日本人が一斉に休むタイミングと言え、飛行機のチケットが爆発的に値上がりする。

だから時間の制約と金銭面から社会人になってから本気の旅行はできないのだ。やろうと思えばできることはできるが、卒業旅行レベルの最高の条件を兼ね揃えた旅行は困難、と考えたほうが良い。

ざっくりイメージが付きやすいように言うと、「日本で9日間旅行したらどれくらい回れるだろうか」。
アルゼンチンは北海道~沖縄よりも南北に長いくらいで、国土面積は数倍ある。つまり9連休なんかでは数か所をかいつまんで終わりだ。それも国内でバンバン飛行機を使って。
だから1ヶ月などの時間がいる。

なお、卒業旅行というのは凄まじい条件を兼ね揃えている。それは結構困難な土地である南米あたりに丁度いいのだ。卒業旅行は人生で一度しかない絶好のタイミングとも言えるもので、「国内旅行」は論外だ。絶対国内には金を使わないほうが良い。国内は社会人になってからも容易に旅行できる。

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卒業旅行の無敵の条件

・22歳程度である。浪人や大学院修了でも25歳程度で「人生の中で体力が最もある時期」
・2月~3月のオフシーズンに平日出発が出来るため「航空券がめちゃくちゃ安い」
・家族を頼れるためお金がゼロ円になっても何とかなる
・1ヶ月のロング旅行が可能。超本気なら2ヶ月でも行ける
・若者旅行者には海外の人もやっぱり優しい(と思う)
・若さゆえに少々汚いところでの宿泊、食事も気になりにくい
・若さゆえに勢いがある
・「これで最後の長期旅行」という思いを持って旅行できる(ビビりによる色んな躊躇を跳ねのけられる)
・家庭を持っていないため多少の無茶が効く
・ネットには無数の友人がいるので日本の友人に情報収集をお願いできる


上記条件により、例えば30代中盤の私よりも安く、有意義な旅行が出来る可能性が高いのだ。



なぜアルゼンチンに行くべきか。

遠い遠い南米の国は沢山ある。しかし狙うべきはアルゼンチンなのだ。

・行くだけで24時間は最低でもかかる。乗り継ぎがあると30時間以上かかる
・日本人でアルゼンチンに行ったことがある人はほぼいない
・現地でも日本人にはほとんど会わない
・大陸の最南端がある
・卒業旅行シーズンは南半球が真夏である
・南北の長さから北は最高気温35℃程度、南は12~3℃程度とバラエティに富む
・北は砂漠とサボテンがあり、南は南極圏の強風が吹き荒れる地域
・氷河もある
・世界三大瀑布(滝)のイグアスの滝がある
・地平線が拝める
英語圏ではないため英語系の文化でない
・物価が安め(アジアほどではないが牛ヒレ肉やサーロインを10ドルで食べられる)
・治安は悪いと見せかけて問題無いと思った(インドのほうが治安は気になった)

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私は1ヶ月かけて下記のように回った(一人で)

ブエノスアイレス入り
・最南端のフエゴ島ウシュアイアへ飛行機で飛ぶ
・ビーグル水道のクルーズツアーに参加
・バスでチリに入りペンギンを見に行く現地発ツアーに参加
・アルゼンチンに戻りペリトモレノ氷河の現地発ツアーに参加
・バスで転々としたり、48時間かけて一気に北上したりした
・最北端のサルタまで行き、アンデス山脈や文化を見る現地発ツアーに参加
・ブラジル国境まで移動しイグアスの滝を見る
ブエノスアイレスに戻り、革ジャンを見たり、ボカスタジアムを見たり観光

その間毎日牛ヒレ肉を食べ続けた。言語は英語も通じないことが結構多いが、スペイン語の指差し会話帳があれば死ぬことはないと思った。トラブルも特になしだ。相当昔の話なので今はもう少し増えているかもしれないが、日本人には1ヶ月で1人しか会っていない。

すさまじい規模の地平線、最南端の強風と白夜、触れるところまで近づいても逃げない大量のペンギンたち、崩れるときに雷のような音がする氷河、砂漠のような地帯の巨大なサボテン、信じられない水量のイグアスの滝。そして牛肉・・・牛肉・・・・牛肉、巨大ナマズの肉。

今でも本当に良い経験だと思っているので、卒業旅行はアルゼンチンがおススメだ。

海外旅行の保険は長期で行く場合、クレジットカード付帯のものがおススメ。



以上