本物ビーフシチューはルーで作る奴とは一線をカクスゥゥ!
今週のお題「最近おいしかったもの」
最近食べておいしかったものは「ビーフシチュー」だ。
それは市販のルーを使って作ったものではなく、老舗の洋食屋で食べたビーフシチュー。
信じられないコク。複雑で味が濃い。
何度も良く味わうとなんとなく作り方が見えてくる。
おそらくこんなレシピだろう。
・牛スネ肉、牛スジ肉を良くローストする。
・その牛肉をセロリ、トマト、タマネギ、ニンジンやハーブと大量の赤ワインでかなり煮込む。
・バターで香ばしく炒めた小麦粉と合わせる。
・オーブンで表面を焦がし、かき混ぜ更に香ばしさを加える。
食べた店は、虎ノ門にある「ケルン」という洋食屋。
ビーフシチューは1800円もするのだが、以前に日本橋の「たいめいけん」でビーフシチューを食べてえらく感動したので、結構な高値でも躊躇なく注文できたのだ。
虎ノ門の「ケルン」のビーフシチューは「たいめいけん」のほどクセは強くない。
たいめいけんのビーフシチューはとても苦く、とても酸っぱく、すごく味が濃い。
好きな人は猛烈にハマるが、そうでない人は残すかもしれない極端な味だ。
私は本当に気に入り、これまで食べた食べ物でトップ3に入ると思っている。
ケルンはもう少しだけ万人受けする味だが、やはりそこそこクセは強い
肉はほどけるように柔らかく、強烈な赤ワインの香りと酸味がついてくる。
これはもう市販のルーで表現できるレベルを越えており、まさに圧倒されるのだ。
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ちなみに自宅でそれなりに簡単に表現する方法もある!
・牛スネ肉を400グラム買う。
・セロリ入りの野菜ジュースを買う。
・生肉に塩をすりこんで、30分ほど置く。
・牛脂を使って表面を焦がし焼きする。
・ワインを250ml入れる。
・野菜ジュースを200ml入れる。
・ちょこちょこ水を足しながら5時間くらい煮詰めまくる。
・バターで小麦粉を香ばしくなるくらい焼く。
・少しずつ煮詰めたシチューに足していく。
これでかなりクセのある、店クオリティのビーフシチューは作れる。野菜ジュースのセロリの強さが結構なポイントになる。
一度作るとわかる。非常に尖った味だがルーに負けない出来になる。私は・・ハマりすぎて、もう3回くらい作っている。
野菜ジュースはそのまま飲んでもうまいし、とてつもないアイテムだ。
ちなみに、市販のルー VS 自分ビーフシチューの対決は相当楽しいので一度やるべきと思う。
肉、ワイン、野菜ジュース、バターをケチらず、時間もかければ圧勝できると思う。
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以上