30代が何かしらで日常を楽しくしようと必死なブログ

これまでやってきたことのまとめ。これからやることを決めたり、経過を記入するブログ。

夏が終わる寂しさを思い出すと、行動モチベーションが上がる

f:id:kimanaval:20180722171203j:plain
今週のお題「わたしのモチベーションを上げるもの」

2018の夏は暑すぎて、あまり外に出てなにかすべきではない!なんてテレビで言われている。
エアコンをつけて家で過ごすべし、という雰囲気が非常に強い。

それでも頑張って外に出るとする・・・当然あまりの暑さに、全身から汗が吹き出し、Tシャツがべっちょりとなる。
エアコン効いたところでコロコロしたいぜ!と思ってしまう・・・

そんな中、行動モチベーションを上げるには「あの夏が終わってしまったこと」を想像することだ。
高校二年だっただろうか。
まったく何もない夏休みを送ったような気がしている。

その何もない夏休みの1年前・・・高校1年のときはまだまともだった。

高校1年時はまだテニス部に所属していたので、夏休みのいくつかの日は部活に行った。当然クソ暑い。
なんで部活なんてやってるんだろう?といつも疑問に思っていた。

部活に出ても日陰でサボり、練習をまともにしたのは「たまに」だ。
そして、高校生の部活と言えば、一大イベント「合宿」もあった。一泊だったか二泊だったか忘れたが、誰も寝ずに一晩中はしゃいで、宿をウロウロと徘徊し続け、テレビでやっている映画のセリフを勝手にアテレコしてウケを狙ったり、とにかく楽しかった。
翌日はみんな喉が枯れてしまって、全然声が出なかった気がする。

高校1年のときはアルバイトも週に2日程度だがやっていた。
部活もバイトも無い日はダラダラはしていたが、友人とゲームセンターやカラオケに行っていた。そんなに暇で暇で仕方ないというほどじゃなかった。悪くない夏休みに思える。


そして高校2年の夏。
世間は高校2年の夏と言えば、それは青春と思うだろう。アニメならばクラスのお調子者が「海に行こうぜ!」と言い出し、名家の女子が「私気になりますぅ~」と言いながら、幽霊イベントが発生しまいそうなものだ。

地域ではお祭りがあり、そこにみんなで繰り出し、かき氷や焼きそば、じゃがバターを食べる。
今じゃ祭りのテキヤの食べ物は「なんてコスパが悪いんだ!」と思うが、高校2年で祭りでみんなで食べるかき氷はさぞかしうまいのだろう。
・・・どこぞやのダム計画がある雛見沢村的なところみたく、お社様の呪いで連続さつゴホッゴホッ。

しかし、私に取ってはそんな大層な夏休みではなかった。
実に暇だったのである。

部活は完全に幽霊部員。数か月まったく顔を出していない。勉強は特にしないし、アルバイトも当時やっていなかった。
友人とはたまにカラオケに行ったり、家に遊びに行ったりしていたが、40日という夏休みのうちの5~6日くらいだろうか。

暇だった。

幸い、私の部屋にはエアコンがあり、当時は少し珍しいかもしれない「インターネットに接続できるパソコン」もあった。
だから暇つぶしには事欠かなかったが、なんせ青春と思われる高校2年の夏に暇を潰すだけで過ごしているのだ。
遅めに起きて、タッチを見る。まあ・・タッチは毎年見ている。

そのままダラダラとテレビを見て、午後になったらゲームをして過ごし、夜はネットサーフィンだ。

ゲームに少し疲れた昼間・・・エアコンの効いた部屋のベッドに寝っ転がって出窓から外を見る。

窓に切り取られた四角い外は、輝かしく明るい外。
夏の圧倒的に強い日差しと、窓一枚隔てたところには涼しくて暇な私の部屋がある。

なんだか輝かしい世界から切り離されたような気がして焦りが生まれてくる。

そう思ってしまうくらい窓から見える雲と青空は綺麗だった。セミの声も聞こえるが、涼しい部屋でうとうととする。

そしてなにもしないまま、夏は終わっていく・・・・本当になにもない夏だったな、なんて思う夏休み最後の日。

夏の終わりの夕方はどことなく寂しく感じられた。
そして、高校2年の夏はすんなりと終わり、学校が始まる。

30代になった今となっては遠い昔の思い出だが、なんとなくその夏の終わりの寂しさを連想してしまうものがある。

それは「輝かしい太陽と青い空」だ。

私はこれを見ると動き出したくなる。この圧倒的な明るさを前にして何もせずに過ごすことが勿体ないと思ってしまうようになった。

だから、もう30代中盤だし、ちょっと暑さにやられてひっくり返るかな?なんて思いながらも、マウンテンバイクで炎天下を走り回るのだ。

暑くて暑くて仕方ない中でも走り回っていると、毎回少しだけ小さくても発見があって何もなかった夏休みを少しだけ取り戻せるような気がしてしまうのだ。

今日?・・・今日は九龍城を模した某ゲームセンターの様子を見てきた。
ゲームはしなかったが、1Fの雰囲気は想像以上に良かった。まるで香港の怪しげな路地裏みたいだったぜ・・・


以上