30代が何かしらで日常を楽しくしようと必死なブログ

これまでやってきたことのまとめ。これからやることを決めたり、経過を記入するブログ。

中途採用は教育費が超安いじゃないか・・・

最近、私の所属する課で若手が辞めてしまった。
非常に残念だったが、面白みのある仕事を与えてあげられていなかったのは間違いないことであり、仕方なさも感じている。

しかしながら、後輩が転職していった先というか・・・キャリア採用・中途採用で、人を雇うことは本当にコスパが良いような気がしている。

新卒で入ってきた場合、電話の取り方、Excel・word・PowerPointの使い方、名刺交換、アポイントの取り方と受け方、残業代の申請、予算の立て方、報連相、データ整頓のコツ、報告書の書き方、敬語、ビジネスメールや文書など一般的なことでも相当教えるべきことがある。

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更に部門で必要な専門知識をほぼゼロから体系的に教えていき、徐々に戦力化していく。

と、本当に教えるべきことはたくさんあり、新人が入ってくると、部門自体が活性化されるが、やはり戦力化まで時間がかかる。

一方、中途採用の場合は他社が一般的な教育をすべて終わらせてくれている。

そして仕事とはこんなもんだ、という感覚すら身につけて入社してくるのだ。さらに中途採用の場合は前職で同じ仕事を経験していることがほとんどだ。

つまり自社特有の文化やシステムだけ教えたら、経験者ならすぐ戦力になる。
これは本当に即戦力と言える気がしていて、3ヶ月もすれば十分戦力カウント出来るはずだ。


人事で採用担当をやっていれば、採用フローや面接で見るべき点、リクナビの管理方法、大学訪問、説明会での喋りなど、すべてわかっているため、独自の文化だけ教え込めば、他は業務の進行を見つつフォローするだけで良い。

衝撃的に教育費用がかからない。

つまり、新卒が定着しない企業は絶望的状態だ。
新卒の強みである、1社しか勤めていないがために企業への忠誠心を犠牲にし、教育にかけた費用を無駄にし、辞めた際の周囲のモチベーション低下をモロに食らうのだ。

新卒が3年で4割程度辞める企業は新卒よりもキャリア採用を重視すべきではないかと思った。


以上