部長のテク。論点をずらす能力
部長は話が長い。
そして話が飛躍する。
するとどうなるか。
聞いているほうは話の内容を理解するので精一杯になるのだ。
そして部長の話が終わる。
聞いたことに対して回答は得られていないのだけれども、最初なんの話だったかも皆覚えていない。
ありがとうございました状態になる。
なるほどこれは凄いテクニックである。
今日はISOの外部監査があった。
そこには部長も同席だ。
いろいろと部のトップとしてのビジョンや施策についての話になる。
そして部長が話し出す。
・・・長い
実に長い・・・
段々と審査する側も疲れてしまったのか、あるいは飛躍についていけなくなったのか、あまりツッコミをあまりいれない。
外部審査は結構タイトなスケジュールで組まれており時間もある程度制約がある。
部長が延々と話すと外部審査官はあまり質問出来ずに終わってしまう。
ISOを改善のツールとして使っていくならば、こういったことはマイナスだと思うが、とりあえず最低限の準備で更新審査を乗り切るならば、このスキルは鬼のような強さを発揮すると思った。
話の飛躍、長々しゃべる、というのは持っておいて損がないスキルかもしれないと感じた。
以上