30代が何かしらで日常を楽しくしようと必死なブログ

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脳天直撃サンダーボルトうどんの刺激が強すぎてドはまりする件

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30代も中盤のいい歳して、サンダーボルトとか何言ってしまっているの・・・
と自分でも思っている。

しかし、言わざるを得ないくらい刺激的なうどんが作れてしまい、今週の休みはそれをひたすら食べていた。

「脳天直撃サンダーボルトうどん」を簡単に言うと、「冷やしの太麺を」「大根おろしの汁ごとめんつゆで薄め」「大量のわさび」「大量のタバスコ」「」「七味唐がらし」「新タマネギ」で更に刺激を増した食べものだ。

正直、腹を壊す。だがやみつきになってしまう刺激がそこにはある。


うどんのつけ汁を本気で自作してみようと思ったきっかけは、今年のゴールデンウィークに食べた「四方吉うどん」がきっかけだ。

荒川サイクリングロードからのアクセスが良好なうどん屋で素晴らしく美味しいため、2度目の来訪をした。
1回目は武蔵野式のつけうどん(名物油味噌)を食べたが、今回は「ぶっかけうどん」にした。

以前から極太で尋常じゃないコシのうどんで最高だと思っていたが、「冷やし」で食べたときに感想が変わった。

うどんは冷たいほうが明らかにうまい、と
硬すぎて消化は大丈夫か・・・というような歯ごたえなのだが、それが噛むたびに小麦の味を出し、つゆを絡めて一気に流しこめることが本当に快感だったのだ。

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ちなみにその際は妻が油味噌のつけうどん(つゆは熱い)を食べた。
その比較で、冷やしの凄さに感銘を受けたのだった。埼玉では熱いつけ汁に、冷やしたコシがあるうどんをつけて食べる文化があるが、少しでも熱いつゆにうどんをつけた瞬間、コシが失われてしまった。
※四方吉うどんは埼玉の川越から20kmくらい北。車でないとアクセスしにくい。

その冷やしで食べたうどんの旨さから、ご家庭で出来る最高のうどんを作りたくなったのだった。

【5,000円以上送料無料】【ケース品】アサヒ スーパードライ 350ml×24缶


ご家庭最高のうどんを作るためにしてみたこと

①麺を数種類買う

②つけ汁ベースになる「つゆ」を検討する

③具材を検討する

④追加調味料を検討する



ご家庭うどんのためのしてみたことの詳細

①麺を数種類買う

・乾麺、半生、ゆで、冷凍の麺を試す。
⇒結果、「半生を短く茹でて氷水で締めるのが最高」と分かった。
順序でいうと「半生」「冷凍さぬき」「乾麺」「ゆで」だ。正直、冷凍麺の性能にびっくりした。
きっちり氷水で締めるとかなりのコシがあるのである。

麺部門は、コスパからは下記がもっともおススメと思う。(下記はamazonだが、スーパーでも似たような「半生」の「さぬき系太麺」は売っているので、それを使うのが良い。)

本場讃岐うどん「二番」(半生うどん)約6-9食分

②つけ汁ベースになる「つゆ」を検討する

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①創味つゆ、②にんべんつゆの素、③ミツカン追いがつおつゆ、④ヤマサ昆布つゆを試す。
ついでに、かつおと昆布ベースにシイタケ、ネギ、みりんを加えて煮た自作のつゆも試す。
⇒私の中では価格帯から、創味つゆがトップを取ると思っていた。
しかし違ったのだ。一番うまいのは「にんべんのつゆの素」である。(甘めが好きな場合はにんべん、鋭い塩分を狙うなら創味、香ばしいかつおが好きならミツカン、昆布が好きならヤマサ、となる。)

ちなみに自作は・・・・相当実力がないと、めんつゆの足元にも及ばない。

にんべん/つゆの素ペットボトル


創味 つゆ 500ml

③具材を検討する

肉、魚、野菜と各種検討してきた。

・肉
「焼き」と「ゆで」を試したが、麺にコシを残すため冷たいつけ汁を使うと、焼きの場合、脂が固まって非常に具合が悪い。
ゆでならば問題ないが、脂がきっちり溶け出すまで煮ないと脂が多少固まるため、肉が硬くなる。
また、茹でたお湯が使えないため、肉のダシをつけ汁に使うことができず、歯がゆい思いをする。

・魚
さんまのかば焼きの缶詰を試した。それはそれで非常においしいのだが、目指している方向性がちょっと違った。
鯖の塩焼きなども試したが、やはり脂が浮いてしまい、また冷えると生臭さが出てしまいあまりよろしくなかった。


・野菜
野菜はとりあえず「生」に近いものを直接めんつゆに投入するスタイルを試してみた。
(茹でないとならないものは茹でたが・・)
オクラ、新たまねぎ、長ネギ、にんじん、ゴボウ、じゃがいも、きゃべつ、白菜・・・・

どれもめんつゆの効果でうまいことはうまいが、めんつゆのレベルを劇的に高めることはできなかった。
そこそこ行ける、と思ったのが新たまねぎだった。だが、薬味の次元は越えられない。

しかし、大根おろしだけは、はっきりいって格が違った。もはや圧倒的なレベルだった。

大根が結構な量あったため、それを全部すりおろし、おろした時に出る水を使って、めんつゆを薄めてみた。
力を入れておろすと辛くなる、という噂を信じて、出来る限り力を入れておろしたものだ。


結果・・・大根おろし+めんゆつ・・・・うますぎる。


わさびを食べたときのような、鼻にくる辛さがあり、喉に残る辛さもある。
大根おろしのおかげで、麺にものすごく味が絡んで、うどんがつゆと一体化する。

長野や石川には「辛み大根うどんorそば」がある。

それに近いものだろうと思った。

④追加調味料を検討する

しかし辛み大根と比較すると・・・・通常の大根おろしでは刺激が足りない。

そこで、各種スパイスで調整することにした。


・タバスコ(ハバネーロソース)
⇒大根とは系統の違う「カプサイシン」の後に残る辛さとビネガーで冷やしで食べるのに適したインパクトがある。なお、タバスコ社のハバネーロソースは、通常のタバスコペッパーソースの倍くらい辛い。カルディならほぼ売っているが、カルディがないと通常スーパーでは少し手に入りにくい。

タバスコ ハバネーロソース150ml

・純米酢
穀物酢と比べると、そのまま食べるのに適しているのが純米酢だ。これは隠し味に入れておくと、大根の香りが良く立ち上がるので、採用である。

ミツカン 純米酢金封 500ml

・わさび
⇒通常の大根と辛み大根との違いは、ブフッ!!って噴いてしまいそうな「初動の鼻を抜ける刺激」である。それを補うのはわさびが完璧な仕事をする。なお、本物の生わさびでは刺激が若干弱いので、脳天を直撃するようなサンダーボルトを味わいたいのなら、チューブに入った安いわさびが良い
下記リンクよりも、スーパーでついでに買ってしまうのが吉だ。

S&B 名匠 にっぽんの 本わさび 33g×2本

・七味唐辛子
⇒私がわざわざ東銀座にある群馬のアンテナショップにまで買いに行くくらい旨いと思っている七味唐辛子がある。それがちょうど家にあったので当然ながら投入する。
本当に何にかけても旨い・・・なんなんだこの旨さは・・・・・

ちなみに、amazonでも楽天でも買えないので、下記は写真である。
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買えるのは東銀座にある群馬のアンテナショップや、富岡製糸場近くの「吉田七見店」の実店舗あたりか。もしかしたら上信越道の高速のPAや、群馬のスーパーにもあるのかもしれない。

これが手に入らない場合は、「善光寺の七味唐辛子に青のりとゴマを投入」すると似たような味になるかもしれない。



脳天直撃サンダーボルトうどんのレシピ

最速で作ろうとすれば、15分くらいで出来ると思う。ゆっくり作っても30分はかからない超簡単料理だ。

①大根を高速でおろす(3分の1本ほど)
②おろした大根の水は捨てず、その中にめんつゆをしょっぱいと思えるくらい入れる。
③新たまねぎ4分の1をみじん切りにしてつゆに投入する。
④つゆにチューブわさびを6センチくらい入れる。
⑤つゆにタバスコハバネーロソースを5~10滴くらい入れる(激辛好きは10滴で)
⑥つゆに純米酢をおおさじ1杯入れる。
⑦つゆに七味唐辛子をおおさじ1杯入れる。
⑧つゆを良くかき混ぜて、冷蔵庫で冷やしておく。

⑨麺を通常よりも1分ほど早く茹で上げ、すぐに氷水で冷やす

これで完成である。
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一口で狂ったような刺激が走るので、吹き出さないように注意して食べなければならない。

ダシの香り、大根の香り、うどんののど越しが一体となりながらも、頭を突き抜けるような大根とわさびの刺激、口中が辛くて汗が噴き出る感じが、まさに脳天直撃サンダーボルトうどんである。

ちなみに私は今日買ってきた「辛み大根」の絞り汁に、スパイス投入してこれから脳天スパーク地獄を味わおうと思う。
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平野レミ レミパン24cm RHF-201/オレンジ

以上