晴れたらやりたいのは、”ボール投げ”だ
今週のお題「晴れたらやりたいこと」
あまりに適当なことを書いてしまうが、晴れた日にもし時間が有り余ってたら「ボール投げ」をしたいと思っている。
ボールは「軟式野球ボール」が理想だ。
これを読んだ方は、なぜこの人は突然ボール投げなんて言い出してるの?と思うかもしれない。
理由は、私はボールをあまりうまく投げられないから。
これまでにやってきたスポーツは、サッカー、ラグビー、テニス、バスケが主だった。
そのため、学校で昔やった「スポーツ測定」のハンドボール投げなどではそこそこのスコアだったが、「小さい物を狙ったところに投げる」というのが絶望的に下手なまま30代中盤に差し掛かろうとしている。
ボール投げが下手すぎると気がつくまでには、3つの出来事があった。
一つ目はテニス部での練習だ。
テニス部に所属しているとき、部活動ではやはりテニス部ということもあり、野球をするのだ。
なにを言ってるか意味がわからないかもしれないが、「硬式テニスボールをモップの柄で打ったり」というのはテニス部の日常なのだ。
硬式テニスボールを蹴ってホームランを狙ったりだってする。
顧問が席を外した瞬間、そこは自由の国である。
野球をやるならば、ピッチャーをやることもある。
どうせ遊びだ、適当に投げてやる。
・・・・
しかし軽く投げても、フォームに気をつけてストラックアウトのように精密に狙いを定めても、まったく狙ったところに投げられない。
あまりにうまくいかずちょっとイライラする。そして友人たちは笑う。
それで強く投げると暴投・・・もしくはすっぽ抜けるのだ。
割と人にも当ててしまう。
・・薄々このとき気がついていた。うまい人とフォームが全然違うのだ。
野球ボール投げがうまい人は「肘で投げている!」
キュッと肘・手でスナップが効いて、ボールは伸びていき、ストレートに目的地に刺さる。
だが私はバスケのボールを投げるように、腕を振ってしか投げられないのだ。
その頃は、高校の部活の余興のためにボール投げを鍛えようとはあまり思わず、なにもしなかった。
大してテニス部での野球にも参加しなくなった。
そして10代は幕を閉じる。
二つ目は大学でのこと。
なぜか、友人がグローブとボールを大学に持ってきていて、近くの公園でキャッチボールしようぜ!
と誘ってきたのだ。
そのノリ、サザエさんで言う「おい、いそのー!野球やろうぜ」と家の前で呼ぶ中島状態だ。
OKOKと返事をする。
大学は時間に余裕があって、なんでも試してみる気持ちがあった。
ラーメンを食べたあと、3人で公園に行きキャッチボールをする。
ちょっと見たとき気が付いたことがあった・・・
2人は野球をかじったことがあるのか、「肘で投げられている」
一方、私は高校のテニス部での野球で肘ボール投げ習得の機会を逃したため、20代になっても「腕で投げている」。
そのためキャッチボールも大してうまくできなく、緩やかなボールを下手なフォームで投げるだけ。
レベル差もあり、結局、途中からは見ているだけになってしまった。
このタイミングでひたすら頑張ればうまくなったのかもしれない。
しかし、下手なのに相手をしてもらい続けることに気を遣ってしまった。
気を遣って自分が疲れてしまうのを嫌がったのだ。
キャッチボールはそれからはやらなかった。
またも肘で投げるトレーニングチャンスを逃したのだ!
そして大学生活は幕を閉じる。
三つ目は旅行中の出来事だ。
岩手県の一関というか、中尊寺で有名な平泉町の近くに、猊鼻渓(げいびけい)というところがある。
これは岩手の観光地の中でもかなり素晴らしい場所。
龍泉洞、北山崎、中尊寺と並ぶほど良いところなのだ(個人的に)
猊鼻渓は渓谷を20人乗りくらいの船で渡っていき、両側にせり立つ超巨大な崖を下から見上げる、という楽しみ方をする。
迫力のある景観をゆったり見られるため、万人におススメできる。
引用名勝・日本百景猊鼻渓舟下り(公式ホームページ)|げいびけい|げいび観光グループ
船に乗っている時、横を見ると「崖は50メートルはあるんじゃないか」という、圧倒的なスケールなのだが、最奥部のハイライトはもっとすごい。
そして、その最奥部には「うん玉」というのがある。
うん玉はちなみに下ネタではない。
心が汚れていると下ネタに映りそう言葉である。(そんなことを思ってしまう私は汚れた人間)
うん玉は5個100円で売っている石で、その石を向こう岸の岸壁の穴に入れると幸運が訪れるというものだ。
引用名勝・日本百景猊鼻渓舟下り(公式ホームページ)|げいびけい|げいび観光グループ
やはり旅行中。
投げることに自信はないのだが、やってみることにした。
一個20円だ。気合を入れて・・・
投げるっ!!
ぽしゃん・・・崖の壁まで届くことはなく、変な方向で池ポチャをした。
・・・方向も飛距離もめちゃくちゃなのだ。
周囲で誰もクリアできないほどの難易度だったので、私が勝負できるはずもなく、箸にも棒にも引っかからず、すぐに私の20円たちは滅亡してしまった。
だが周りを見ても、私ほど投げるのが下手な人はいないんじゃないかと思えるくらいまともに投げる。
年上が多かったので、昔野球をかじったことがあるのだろうか。
フォームの悪い、精度の悪い投げ方をしているのが少し恥ずかしかった。
そんなことがあって、ボール投げは練習しておかないとな、とずっと思い続けている。
ちなみにもう6年くらい経っている。
その間に20代も幕を閉じた。
このままでは、次のボール投げチャンスでもきっと失敗して後悔することだろう。
だから、晴れてて時間があったらボールを投げたいのだ。
ひたすら練習に打ち込みたい。
壁の的にひたすら軟式ボールを当てて、フォームを鍛えられたら非常に良さそうだ。
30代であんなに投げるのが下手な人ってマジ?と思われないように「肘で投げたい!」
以上
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