完全ド素人の30代オッサンが、1年間バーチャル株トレードをやった結果
昨年2016年のゴールデンウイークにパソコンを買った。
買った理由は、パソコンを使って何かしてみたかったから、というのと、もともと持っていたパソコンがリビング固定になり、テレビと接続して大画面でyoutubeを見たり、サウンドバーと繋いで音楽を聴く専用機になってしまったからだ。
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せっかくパソコンを買ったのでできる限り何かしてみようと始めたのがブログとバーチャル株だ。
バーチャル株とはなんぞや、というと、架空の1000万円を元手にして株取引が出来るというもの。
架空の1000万円を実際の証券取引市場で動いている株の銘柄に投資し、実際の株価の変動で勝ち負けまできちんとデータとして出てくるというもの。
架空のお金のため、勝っても負けても1円たりとも得も損もしないが、データ上では1100万円になったり、900万円になったりし、それを1年などのスパンで続けることが出来るのだ。
ノーリスクで株取引の気分が味わえ、実際のお金を使わずに練習することが出来るのが特徴である。
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バーチャル株はスマホでも通勤も利用しつつ、細々と1年続けることが出来た。
今回はド素人(一応、経済学部卒、購買業務もやったこと有り)がバーチャル株トレードをやると結果がどうなるか、を書きたい。
※使ったサイトはここだ。
株初心者でも学べるバーチャル株投資ゲームならトレダビ
スタート時総資産1000万円
1年経った今の総資産778万円
なんと222万円のマイナスだ!
今は日経平均が2万円を超えるという、すさまじい株価の状況でこんなことになってしまったのだ。
実はここに至るまでに大勝ちしていることもあった。
最もうまくいっているときは1330万円になり、元手が1000万円あるとここまで増やせるのか!と驚いていた。
もしかしたら才能ある?とか思った瞬間もあった。
しかしそこから500万円も減らしてしまったのだ。
原因は一つ。
私は大きな日経平均の動きを見つつ、上がり局面で買い、下がり局面で売る、ということしかしなかった。
銘柄は自分が知っている会社や各業界の大手に10社程度に分散して購入していた。
日経平均が2万というのは過去からめったにない状況のため、2万円まではいかないだろう・・・・
と思い、日経平均が18000円オーバーのときに、「全ての株を売り」、また信用取引で資産すべてを「信用売り」にしたのだ。
(そこから株価が下がれば下がるほど得をする状態を作ったのだ。)
その矢先、日経平均がものすごい上昇となり、今に至る。
信用売りした株は大負けである。
したがって、日経平均が15000円なんかになれば、総資産は1500万円を超えてくるだろうが、今のところそんな兆しもなく、1年やってみた結果は220万円の負け、という結果になってしまったのだった。
長期で株を持たない限り、やはり株はギャンブルなんだな、と再認識することができた。
株、超怖い。
なお通常の株取引では空売りしたら、6ヶ月で基本的には買い戻さないとならないようなので、ずっと持っておくことが出来ない。
今回私がやったトレダビでも、信用売りした株の株価が上がりすぎ、信用取引出来る上限を超えて負けに負けてしまったため、「強制返済」させられてしまった。
そうなると、信用売りした株価の下落を待つことも出来ず、総資産は778万円で確定されてしまったのである。
これはリセットして、1000万円から始めたほうが良いレベル・・・・
信用の売り買いは天地を覆す大負けに繋がる可能性を秘めているように感じた。
おそらく現実の株取引を始めても、そうそう手を出さないだろう。
さて、このバーチャルトレードには4万人くらいが参加している。
実は私はこう考えていた。
「ここでランキング1位を取れたら、現実の口座開設をして、100万円から株トレードをやる」、と。
そのため、現実の株が早くやりたくて、1位を必死に狙うあまり全力で信用売りにすべて振り向けたのが諸悪の根源である。
こんな感じだと、いつになったら現実の株取引が出来るんだろうか・・・
永久にできない予感がしている!!
以上