2016年11月19日、鶏の脂と豚の脂の固まりっぶり違いすぎる件
最近は継ぎ足し鍋を毎日食べている。
同じスープに毎日具材を足して、食べ続ける極めて衛生がよろしくなさそうな料理である。
そろそろ1ヶ月になるんだが、このシーズンだからかきちんと火を通していれば、腹も壊さず毎日食べられている。
鍋も野菜ばっかり入れていると飽きるため、スープは濁るが、やはりたまに大量に肉を入れたくなる。
安さから豚か鶏を入れるけれども、この2つ、あまりに脂の固まり方が違うので少し調べてみた。
豚はスープの温度が下がると、すぐに白く固まる。
鶏は思ったより白く固まりにくい。
豚のほうが圧倒的に白く固まっている。
鶏はそうでもないのだ。
融点を調べてみると・・・
鶏肉30℃程度~
豚肉36℃程度~
となっていた。
サイトによっても豚の融点はかなりばらつきがあり、28℃~となっているところもあった。
しかし20℃以下が当たり前な今のシーズン、これは理由にならなそうだ。
次に成分が違うのか?と思ってさらに調べてみる。
すると飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸というのが出てきた。
化学的になるが、炭素のCから出ている2本の手のうち水素とつながる余地があるのが、不飽和脂肪酸とのこと。
飽和→白く固まりやすい
不飽和→白く固まりにくい
固まりにくい脂の割合
牛→35%
豚→50%
鶏→70%
このため、鶏脂は白く固まりにくいらしい。
どっちがいいかと言われたら・・・
バランス良く食べるのが良い。
以上