30代が何かしらで日常を楽しくしようと必死なブログ

これまでやってきたことのまとめ。これからやることを決めたり、経過を記入するブログ。

昔はお気楽映画に興味はなかったが今は

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今週のお題「映画の夏」ということで、映画について振り返ってみた。

といいつつ、「映画の夏」については、下書き状態で記事をあっためておいたら、お題の期限がきれてしまっていた。

実は、「私の本棚」のときも全く同じことをやらかしている・・


さて、私がもっとも映画を見たのは大学生時代である。

大学生時代はとにかく自由時間が多い。
文系の場合、1年~2年時は週に5日講義があったりするが、1~2年でほぼ単位を取得してしまうと、3年からはゼミと週に2日も大学に通えば良いというくらいの講義量になるのだ。

またサークルなども、1~2年あたりはリア充状態をしようと積極的に参加するが、3~4年になると慣れてしまい、かったるいだけ、となり、非常に足が遠のくのである。

話が逸れたが、2000年以降はDVDも普及しきっていたため、気楽に安く高画質で映画見ることが出来た。

私は毎日、暇を持て余していたレベルなので、「有名映画」や「過去の名作映画」を中心に借りては見ていた。そして、実は映画館でアルバイトをしていた。

当時は内容が深いとか、感動の有名映画を借りては、ちょっと芸術に触れた人、いわゆるサブカル被れになろうとしていたのである。

しかし好きな映画は?と問われた時に出てくる映画は、ショーシャンクの空に、やニューシネマパラダイスプラトーンなどなど、ド定番だったりする。
ド定番だが、かなり面白い映画たちだ。

更に映画を良く見るきっかけになったのが、テレビの「深夜映画」だった。
深夜映画はその名の通り、深夜2時あたりから始まり、夏なら明るくなる頃に終わるのである。

大学生は夏休み中、特に時間がある。尋常じゃない時間を使えるのだ。

そして深夜映画はテレビ放送。
どれだけ見ても「無料」だ。


夜、バイトから帰ってきて、インターネットをしながら深夜映画を待つ。
映画が始まったら没頭。
終わったら、その後の垂れ流しの音楽映像を見ながら、またインターネットだ。

そして明るくなってきたら、エアコンを点けて寝始めるのである。
当然起きるのは午後・・・飯を食べて、準備をしてまたアルバイトに行くのである。


肝心の深夜映画だが、実にバリエーションがある。
・外人がヨットでワーキャー騒いでるだけのくだらない映画
・少年がカポエラを学ぶ映画
・日常をダラダラ過ごす系の日本映画


そして個人的に印象深い「フルメタルジャケット」も深夜に見た気がしている。

フルメタル・ジャケット [DVD]


印象深いのだが、フルメタルジャケットは二つのシーンしか覚えていない。

・一つ目が有名なハートマン軍曹のしごきシーンだ。

そびえたつクソだ!ウジ虫め!のようなあれである。

・二つ目がクライマックスの狙撃シーンだ。
深夜に一人で見ているととんでもない緊張感がある。
どこに隠れているかわからない狙撃手に、仲間がやられていく。
相手の射撃は精密だ。

どこから撃ってくるかわからない中を進む。そしてまた仲間がやられる。

ドキドキしながら先行きを見守るのだ。

ヘッドホンなんてしていると画面内のどこに逃げるか、どう狙撃手を追いつめるか、自分も一緒になって考えてしまうのだ。
そして狙撃手は・・・とここからはネタバレになるのでやめておくのである。

フルメタルジャケットを見たのは10年以上前。

だが、最後のシーンは未だに覚えている。
それだけインパクトがあったのだろう。


さて、昔見た感動系の映画やフルメタルジャケットを、最近見返してみる?と言われたらどうか。

たぶん見ない。

なぜならば、見始めた瞬間に二時間の拘束が確定するのと、単純に疲れてしまうからである。
私は30代になり、集中力が無くなり、いつも疲れてしまっているのかもしれない。

そんな中でも、映画を見ることはある。

それがお気楽な勧善懲悪映画だ。

内容も重くなく、見終わったあともすっきりするのだ。
例えば・・・
ドラムライン
・ベイマックス
グーニーズ
・ラッシュアワー(ジャッキー・チェン系)
などだ。

ドラムラインはアメリカのアメフトの試合の合間などに多人数でドラム演奏をする、マーチングバンドの話だが、最後の演奏の音と演出は本当に熱いのである。


今は社会人になってしまって感性も薄れ、なにかと感動することも少なくなった。

しかし、近々取れる予定の夏休みには、軽食を買い込んで、深夜スタートで重厚な映画を見て、そのまま朝を迎えて、散歩しながらラジオ体操をする人を眺める。

家に帰って、暑くなる直前にエアコンを点けて寝たいと思う。

そこで見たいのは、まだ見たことがない有名映画「エデンの東」だ。



以上