30代が何かしらで日常を楽しくしようと必死なブログ

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小学生時代の趣味を思い出し、懐かしみながら今に繋げる試み②【ミニ四駆】

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【その1】として小学生時代の趣味のうち、ファミコンとカードダスをまとめてみたが、今回は2回目。

表紙画像にある通り、ミニ四駆

これはとてつもなくハマった。

 

あまりにハマりすぎて、ミニ四駆が暴走してエアコンの室外機の下に入り込んで、室外機の下にハマってるもんだから、モータの熱が上がって配線が溶けるレベルの楽しさだった。

 

 

それはそれは楽しかった思い出。

 

ミニ四駆

その当時のバイブル、コロコロコミックだったか、コミックボンボンだったか忘れたが、ダッシュ四駆郎というマンガがあった。

ミニ四駆マンガというだけあって、ミニ四駆バトルをするのだ。

ダッシュ!四駆郎(よんくろう)(1)

現実のミニ四駆とは違って、広大なコース(平野?)をミニ四駆が走り、そのすぐ後ろを主人公が追いかける。

主人公はホッケーの棒(いわゆるスティック)ようなものを持って、ミニ四駆に当てて進行方向を変える。

 

そして、見せ場になると主人公が「イッケーーー!!!」と気合を入れるのだ。

そうするとミニ四駆がそれに反応して超加速するのである。

ライバルも負けずに「うおおおーー!!」というと主人公と激しく競り合うのである。

 

ミニ四駆バトルに負けたほうは膝から崩れおち、まるで大和田常務(半沢直樹)のような動きで地面に沈んでいく。

そしてそのまま帰らぬ人となり、次のレースは草葉の陰から見守ることになる。

 

・・・現実のミニ四駆は声に応じて速くもならないし、棒で操作することもない。

だが、ミニ四駆といいつつも、時速は30kmくらい出ていると思う。

走っても追いつけないくらい速いのだ。

 

そんなミニ四駆にみんなのめりこんだ。私ものめりこんだ。

 

ダッシュ四駆郎で見たままの、ミニ四駆が「タミヤ★★」から発売され、マンガで見た、そのミニ四駆が手に入る。

 

主人公と同じのを買うのもいいし、敵キャラ使用でも良い。プラスチックの外装を削りやすいモデルを選んで最速を追求するのも良い。

 

私は主人公機のエンペラーが好きだった。

タミヤ レーサーミニ四駆シリーズ No.69 ダッシュ1号・皇帝 (エンペラー)

昔のエンペラーよりだいぶカッコよくなってる気がするが、今でもミニ四駆が売られていることには、ちょっと驚いている。

 

そして・・・今なら大人マネーと知識でめちゃくちゃ速いの作れるんじゃないか?とも思ってしまう。

 

昔・・・というか25年くらい前、ミニ四駆は大ヒットしたこともあり、パーツもとんでもない数が販売されていた。

タイヤ、ベアリング、モーター、重り(コースアウトしないように)、ホイール、ギア、何から何まであった。

 

当時小学生だった私が買うには、お小遣いを貯めて、月に1~2個のパーツを購入するのがせいぜいだった。

だから、吟味に吟味を重ねて、これだ!というパーツを買う。

そのパーツを付けて、近所のサーキットでミニ四駆を走らせるのだ。

 

ちなみに私が吟味に吟味を重ねた末買ったパーツで大失敗したものはホイールだ。

ホイールの中にギアが入っているすごいギミックのホイールがあるのだ。

ホイールはホイール内のギアのおかげで本体と繋ぐシャフトとは別の動きをするようなのだ。

 

これは500円した。小学生時代の月のお小遣いは小学5年生で500円。

その一か月を一撃で粉砕する破壊力。

 

そして迷った末、私はそのギアの入ったホイールを購入した。

そのワンウェイ ホイールという代物だが、ウキウキしてすごいテンションで付けて走らせた結果・・・えらく遅い

タミヤ グレードアップ No.387 GP.387大径ワンウェイホイール (オフセットトレッドタイヤ付)

 

コーナーでコースアウトしないような仕組みのようだが、小学生の重量配分のバランスだと、単にギアが足かせになるだけのホイールでしかなかった・・・

 

最終的に100円の大径ホイールにスポンジタイヤという組み合わせで落ち着いた記憶がある。(いまだにワンウェイホイールはトラウマだ。私は何かを買う際は徹底的に調べてしまうクセがついたくらい失敗した買い物だ。)

 

私はそんな遅いミニ四駆を走らせていた。

ある日衝撃的な出来事があった。

私のホームにタミヤショップには、裏に数十円払うと使えるミニ四駆コースが置いてある。

 

たまたま来ていた近所のオニイサンのミニ四駆がとてつもなかったのだ。

そのオニイサンは、ロン毛、ミニ四駆は表面をゴールドに塗って、改造し倒したアバンテを持っていた。

タミヤ ミニ四駆REVシリーズ No.01 エアロ アバンテ (ARシャーシ) 18701

 

当時、ミニ四駆コースには常にギャラリーがいて、私もその中の一人だった。

ほかの人がミニ四駆を走らせるのを見るのも大好きだった。

 

そしてコースアウトして吹っ飛んでいくと、吾輩と同レベルである、と心の中で歓喜する、ちょっとアレな小学生だった。

 

オニイサンが金のアバンテをコースに置く・・・

すると、アバンテがとんでもない速度で周回していく、コースアウトをしない。

何周回っても吹っ飛ばず、地面に張り付くようにとんでもないスピードで周回していく。

まったくもって異次元の速さだった。勝てる気がしなかった。大人ってすごい、純粋にそう思ったものだ。

 

それ以来、私はたぶん4台くらいアバンテを買っている。

更にいうと私の兄は20代になってからアバンテを一台買っている。

 

アバンテには最強モータと言われるが、しかし熱でいろいろ焼けると噂のルマンスピードミニ、というモーターを組み合わせてもみたりした。

このルマンスピードミニ、大会では使えない非公式モーターである。

 

だが、あの日見たアバンテには追いつける気がしなかった。

そもそもコースアウトしてエアコンの室外機の下でアバンテは焼けた。

 

アバンテとタミヤショップ、ミニ四駆にはそんな思い出。

 

またミニ四駆やる?と言われたら、正直やる気はない。

ミニ四駆の経験は今何かに生かされている?と言われたら、バイクに生かされていたと思っている。バイクのちょっとしたことは自分でできる気がするのだ。

また、PCを開けて、メモリを増設したり、なんていう作業でもミニ四駆をいじってた経験は効いてきているような気がする。

 

ミニ四駆をやらないのはなぜか、と言われるとドローンのほうが楽しそうだからだ。

どこで飛ばせばいいか迷うが、ドローンは本当に面白そうに思える。

最後に、ワンウェイホイールはいまだに存在しているが要注意だ。

下記はそうまとめ。

naval.hatenablog.com

 

以上