揚げ物で余った油でコールスローを作っても割と旨い
揚げ物を作ると、油が大量に余ると思う。これを有効活用しようにも、網でこして酸化しないうちに使うしかない。
しかし熱をかなり加えた油はすぐに酸化してしまうので、翌日でもその油は臭いだろう。
そんなとき少しでも使う手段として、コールスローがある。そう、ケンタッキーで有名な、あのコールスローだ。これは必要な材料が極めて少なく、またキャベツのうまさを極限まで引き出す調理法だ。油を使うため、多少だが余り油を消費出来る。
実際、うまく出来上がったコールスローに勝るサラダは多くはない。それくらい美味しい。
<材料>
・キャベツ
・塩
・油(サラダ油かオリーブオイル)
・砂糖
・酢
・コショウ
これだけで作れる。コールスローはキャベツ以外の具が無くてもすさまじい旨さを誇る。
あったら良いものは「ケーパー」「バジル」「ホールの胡椒」だ。あれば適当にいれるだけで確実にランクアップ出来る。
この「油」の部分を揚げ終わって余った油にするのだ。この前、鶏に片栗粉をつけて揚げ焼きにした後の油を使ってコールスローを作ったが、通常の油を使うのと遜色ない旨さだった。
<作り方>
コールスローは味見をしながら作り、自分好みの味に仕上げればよいので、全部目分量で良い。
①キャベツを洗い、自分が食べたいサイズに切る。
※水が付いていることが②の工程で生きてくるので絶対洗うほうが良い。面倒なら大きめでも問題ない。キャベツはなるべく内側に近い部分のほうがスジっぽくなく甘味があり旨い。
②キャベツに塩を振る。そのまま食べられるくらい塩を振る。
③10分置いてキャベツから出た水を捨てる。
※キャベツが濡れていないとうまく塩が浸透せず水が出にくい。①でキャベツを洗ったほうが効率良く水が出る。
④酢、油、砂糖を適当にかける。よく混ぜて20分くらい放置しておく。
※これは味見をしながら調整すると良い。油は少な目から始める。すっぱかったら砂糖を足し、パンチが足りなければ酢を足す。ケーパーやバジルがあればここで適当に混ぜておく。
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⑤コショウを振って出来上がり。
コショウを振ったらあまり混ぜないほうがそれっぽい見た目になる(ような気がする)
キャベツのみのコールスローは色が地味なので、盛り付けは高さを狙うほうが良さげだ。
料理が出来るとカッコいい。例えば、チキンカツ、コールスロー、バゲットでもあればもうそれだけで十分な食卓になる。ワインと生ハム、オリーブの実も用意できれば完璧な仕上がりと言えるだろう。
なお、良い塩、コショウは料理の質を変える。食材がしょぼくても調味料で戦えるのだ。
特にホールというか実のままミルで削るコショウは別格の香りなので、ぜひ買うべきと思う。
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以上