電車で荷物を置いてトイレに行くオッサン
先日は昼に千葉というか京葉工業地帯のほうで仕事があったので、空いている時間帯に長い電車移動をすることができた。
もちろんサボる気満々で早めに会社を出た。
横須賀線を使って千葉まで来る。私は一番空いている車両が好きなので、一番後ろに乗った。
その車両にはトイレがついている。
千葉駅で停車しているとき、50代くらいのオッサンが私のいる車両に乗ってきた。すると3つくらいある荷物を電車内のイスに置いてそのままトイレに入った。
イスにはもちろん荷物だけが残る。周りには人はほとんどいない。
まだ電車も発車していないので、その荷物を持って電車を降りてしまうことすらできる。
盗もうとしたら絶対盗めるシチュエーションなのだ。
セキュリティすげーな・・・と思っていると、なかなかトイレから出てこない。
数分ののち出てきたら、オッサンは荷物を持って最後尾車両の一番後ろに行った。
荷物置いたのは場所確保じゃないんかい!と突っ込んだ。心の中でね。
そのままオッサン運転席一番近くに陣取る。
そこでプシュッ!と音がした。
ビールである。
ちょっと羨ましいが電車で飲むのはどうかと思った。まだまだオッサンの快進撃は止まらない。
そのビールを飲み干し、もう一本いったのだ。
持っている袋はオツマミ満載。
・・・よくよく見るとビールはカロリーオフ。緑のラベルのやつだ。変なところは気を遣うんだなと思った。
なんというか、人はさまざまなんだな、と思ったが関わりたくはないな、とも思った。
以上