30代中盤オッサンでもサバイバルキット構築には夢を抱く
サバイバルキットとは何とも甘美な響き。
大規模災害が起きたときなど、それらのキットがあるだけで生存率を大きく変え、下手をするとサバイバルキットを正しく運用するだけで10日くらい生存期間を延ばすことが出来る可能性すらある。
スマートニュースで医師、登山家、軍人が開発した究極のサバイバルキットの記事があり、それを見てこのブログを書いているが、一つだけそのキットには不十分な点かあると思ってしまった。
https://dime.jp/genre/630756/
なぜならば上記の記事のサバイバルキットを使うには、サバイバルキットを常に持ち歩く必要があるからだ。
我々が災害に会う際、どこにいるか。
これは恐らく3択だ。
①自宅
②会社
③外出先
サバイバルキットを完璧に揃えたとして、それを災害時に持っているタイミングは①の自宅だけなのだ。
会社にいるとき3.11のような大地震が来てもサバイバルキットは手元に無い。
そして電車は止まり、信号機も止まり、道もガタガタだ。
自宅まで歩けば4~5時間ほどかかるかもしれない。それでは当然使うことはできない。
つまり本当のリアルサバイバルキットは「会社」「外出先」にも常時持って運用出来なければ意味がないのだ。
そうなるとリュック一つに楽々入り、そこまで邪魔にならない重量でさまざまな場面に対応する必要が出てくる。
そうすれば会社に行くときもリュックに入れて背負い、旅行に行くときも、会社関連の出張時もリュックを背負っていることになる。
自宅にももちろんそのリュックは持ち帰るので常時装備と言える。
ちょっとラーメンを都内に食べに行くとき?そいつは困ったな!!!
それは難易度が高すぎるのでさておき、様々な場面とは・・・
・煙、化学品、ガスなど空気関連の対策
・数日分のカロリー
・水の確保
・怪我の応急処置
・暑さ対策
・寒さ対策
・便利ツール(ナイフ、ロープ、テープ、燃料)
・通信手段(予備バッテリー、ソーラーバッテリーなど)
このあたりと思う。
いずれきちんと考えて、2kg程度に収める方法など構築してみたいが、無限にあり得る災害場面を想定し、どうツールを構築するかを考えるのはちょっと不謹慎だが結構楽しかったりする。
今、少し考えた限りでは靴をどうするかですごく悩んだ。万能を求めるならもちろんゴアテックスの登山靴だが、そんなものを持ち歩くのも、履いて会社に行くもの現実離れしているからだ。
また今の生活スタイルでは全く民家がないところで災害に遭う可能性は極めて低く、雨対策や野宿対策はあまり重要視しなくて良いと思える。
常に仕事で車を使う場合は、医師や軍人の作ったサバイバルキットと登山靴を車に積んでおけばおおよそ解決だろうから羨ましいと思う。
色んな場面を想定して完璧な装備を構築するのは、ちょっと夢と言えるのかもしれない。
この妄想遊びは役に立つ上に、本当に面白そうな予感がしてならない(笑)
以上