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キレキャラというのはストレスがたまるのか否か

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キレキャラはすごい。

仕事をしていて、何かあるとキレる。すぐキレる。
突然キレる。だいたいそういう人は仕事でなくてもキレる。

ただキレキャラも二種類いる。

①きちんとした理屈があり、きちんとやってない人に対しアクションを起こさせるためにキレる人。

②キレれば周りが言うことを聞くと思ってたり、まったくなんにでも我慢できずキレまくるだけの人。

まあ②は論外だ。誰も近寄らないだろう。
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①については賛否両論ある。

否定的に考えれば、キレずとも方法はある、という考え。

良い見方をすると、うまくキレることで適切にプレッシャーをかけ、人を動かすことが出来る。つまり味方につけると対外交渉で頼もしいのだ。

私は購買の仕事をしており、最近思うことが、「キレることをうまく使わないとならないかもしれない」ということだ。

人手不足の時代、本当に必要なことでも、キレられるようなプレッシャーがなければ、まったく対応されないことが多すぎるからだ。

最新の見積もりを送ってほしい、と数回言っても全く対応されないことがあるくらい酷い例もある。

これはすごいストレスだ。

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ほかにも例えば・・・
「7月25日に、材料100個入れます」と納期連絡が来ているとする。

これが前日になって、
「すいません材料100個は8月20日になってしまいます。1ヶ月くらい遅れます!」

なんて酷いこともある。
そうなるともう購買は火消しで大変だ。納期前日にこんなことになったら、製造工程担当も可哀想すぎる。

製造にどこまでなら製造ラインが止まらないか確認し、デットラインを算出してもらう。

場合によっては営業が客先に謝らないとならない。即動かないと致命傷になりかねない。

その先のお客さんのラインが止まるなんてなったら、損害賠償もので法務課まで問題が飛び火する。

そして納期遅延を繰り返していると弊社の納期はお客さんから当てにならないと思われてしまうので、競合製品にシェアを取られるだろう。

超納期対応をするなら、材料の検査を後追いにして、先に材料だけを納入し、製品を作りながら、検査結果が出るのを待つというのもあるが、そんな技を使うなら品質保証部も関わってくる。
そして、使った材料がもし規格外なら、それまで作った製品は全部廃棄というリスクもある。

こんな炎上しまくる状況だが、この程度では損害賠償は取れない。
ただ購買含め社内が忙しい思いをして、一円にもならないのだ。

そして、サプライヤは前日になる以前に、納期が遅れることが分かっているはずなのだ。それを直前まで言わずに・・・なんてことがザラにある。

こういうときにサプライヤにはなめられないように、ポーズだけでも部長くらいまで同席でキレておかないと、繰り返すケースがあることがわかっている。

対策を完全にやらないと、適当にされて同じことが繰り返されるケースを何度も見てきた。

原因を確実に潰しておかないと、同じことは必ず起こると断言できるくらいには経験してきた。

担当だけで「気をつけてください」と言って終わりにしてしまうと、サプライヤはなにも変わらないことがある。

そしてこちらの嫌な思いだけが残る。

「怒り」の上手な伝え方


キレるというのも疲れるが、これでストレス解消を兼ねて正論で徹底的に追及していくのはすごく必要なんじゃないかと思い始めている。

ただキレることも相当なストレスになる。キレることが得意な人もいればそうでない人もいる。

耐えてストレスを溜めるか、キレてストレスを発散しながらもストレスを溜めるか。 

どっちがストレスかはわからないが、これからは「わかっていたのにやらない怠慢によるミス」は相当厳しく追及して、キレることをうまく使いこなしてみようかと思う。

しばらく続けてみたら、キレキャラとため込む人、どっちがストレスなのか結論が出るように思える。


以上