あの頃の悩みは今となっては何とも思わない - 30代が何かしらで日常を楽しくしようと必死なブログ

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オッサンの日曜日の過ごし方は酷いものだ。
まず起きるのが遅い。11時ころだ。

昼飯は水分を極限まで取り除いて味を凝縮させた「鶏丼」を作った。これは美味しかった。
それ以外は本当にヒドいもんだ。テレビを見たり、YouTubeを見たり、ネットしたりしてダラダラと過ごしている。健康的なことは、姿勢矯正のヨガをちょっとやったくらいだ。まさに時間の浪費。生産的なことが全然ない。

そして、だらだらとスマートニュースを見ていたら、面白い記事を見つけた。
https://nikkan-spa.jp/1481370

将来の展望が見えない・・・とう大学生に佐藤優さん答えるという内容。

「今の悩みも30年後にはアホらしく思える」

との締めくくりのこの記事。

思い返してみると確かにその通りだと思ってしまった。
30年という時間までは経っていないが、これまでの人生・・・高校、大学、社会人になっても大体悩み事はあった。

私は高校時代、部活を全然やらずスッカスカな生活をしてしまった。部活をやっていないのに勉強もしておらず、ゲームくらいしかしていない。
そのため大学受験もすべて落ち、なんの思い出もなく、なんの成果も無く高校生活を終えてしまったのだ。

これについては一時期後悔した。一度しかない青春時代は惨憺たる有り様！と・・・

しかし、30代中盤今となっては、そんなのどうでもいい、と思えるくらいになっている。そんな何もない人生でもいいじゃないかと。

そして、浪人の末、大学に入ることが出来た。
非常に残念なことに・・・・その大学生活でも同じようなことを繰り返してしまった。

スッカスカの大学生活だったのだ。

このままでは何の成果もない！とビビッて入ったゼミもすぐに辞めてしまった。憧れていたサークル生活も面倒になり辞めてしまった。
何をしていたかというと、たまにバイトしたり、適当にブラブラとラーメンを食べ、一人旅するだけの生活。

大学時代に大した思い出はなく、今も付き合いのある友達なんかもいない。
就職活動も本気でやらず、なんとなく受かりそうに中小企業を受験し、内定を貰えた会社に入っただけ。
周りは皆有名な会社に入っていったが、私は「どこそれ？」といわれてしまう就職先だ。

卒業前にやっぱりこんな大学生活を送ってしまったことを悔いた。なんにもしかなったし、なんにも残らなかったな・・と。

しかし、30代中盤になった今となっては逆にぜいたくな時間の使い方をしたように思える。

社会人になってからは、割とエネルギッシュにプライベートを過ごせていた。
仕事が嫌すぎるから、逆に休日を良くしようと動き回れたのかもしれない。
最初に配属された職場は、一時期本当に嫌で仕方なかったが、今考えると恵まれていたと思える。

今の職場も毎日辞めたいと思っているし、こんなストレスを受けるならば、迷惑をかけてでも休職して、副業で稼いだほうがコスパがいいんじゃないかと思ったりもする。

この今の悩みも数年経ったらどうでもよくなっているのかもしれない。

いつも生きていくのは大変だ・・・としか私は思っていなかったが、SPA!の記事を読んで、時間は人間を救ってくれそうだ・・・と思った。

悪い言い方をすると「喉元すぎればなんとやら」なのかもしれない。

この理屈でいけば、死ぬ前にいい人生じゃった・・・となる可能性がある。それに期待しておきたい。
SPAの人よありがとう。

以上