大人でも縄跳びが意外といい運動になる件
縄跳びが思ったよりもお手軽かつ運動不足解消に役立ちそうな気がしている。
それにテクニカルな面もあるので、割と飽きずに出来そうと思った。
かなり昔に買った縄跳びを「いつか使うかも」と下駄箱に入れっぱなしにしていたのだが、下駄箱の換気をしているとき、たまたま発見して「なんだかやる気が出てきた」というのが発端だ。
なぜ縄跳びが有効か、最近また初めてみた感想をまとめたい。
①縄跳びは場所を選ばない
公園だったらどこでも出来ると思われる。場所自体は2m四方があれば十分というくらい場所を使わないのだ。
地面は土でもコンクリでもどちらでも良い。
もしジョギングなら車通りが少ないことや、飽きないために片道が少なくとも1kmくらいある道が欲しくなるだろう。
もし自転車ならキレイに舗装されていて人も車もいない長い道が必要になるだろう。
縄跳びはそのあたりが解決されている。都内でも家から数百メートルで縄跳びが出来る小さな公園を探すことが出来ると思う。
②いつでもやめられる
1回1回の小さい区切りで跳ぶことができるので、いつでもやめられる。
これはほんとうにマイクロトレーニングの境地と思えるくらいだ。
あと1回跳んだら終わり！とか、今日は駆け足跳び100回でいいか、となればそれでやめられる。
ジムだったりしたら「せっかく来たんだから」とあらゆるメニューをやってしまうだろう。そのため「トレーニングは辛い」という考えになってしまって、いずれジム自体が遠ざかる恐れがある。
ジョギングならば進んだ距離だけ帰ってこなければならない。
縄跳びはちょっと跳びたいときにちょっと跳んで、疲れたら「もう終わり！」とすぐやめて自宅に戻れるのが魅力だ。
 |
③縄跳びは全身運動かつ効率的
下半身の筋肉量は上半身よりも大きい。
跳躍によって、「連続で大きな下半身の筋肉を動かす」ため、トレーニング効率が良い。
また、腕も使うため全身運動になる。肩こりにも効くかもしれない。
特に二重跳びやハヤブサなどやると腕の関与がかなり強まっていくので全身運動の性質が高まるだろう。
加えて、リズム感が養え、縄を回すこととジャンプして飛び越えるという2つの動作も同時に行うことから、運動神経が良くなると思われる。
④初期費用が超安い
縄跳びは安いものだと数百円で買える。自動のカウント機能が付いた縄跳びでも1000円ちょっとだ。
あとはスニーカーとジャージでもあれば、すぐに始めることが可能だ。大体運動着を皆さんお持ちなため、基本的には縄跳びを適当に通販してしまえば、翌日から運動開始出来るのだ。
一回買ったら余裕で数年は使えるだろう。圧倒的な初期費用の安さである。
下記は自動でジャンプ回数をカウントしてくれる縄跳び。
 |
⑤持久力も瞬発力も鍛えられる
普通に跳び続けたり、駆け足跳びなどをすると持久力が鍛えられる。慣れていなければ100回も跳べば息が上がるくらいの運動量だ。
そして二重跳びなど、「二重」の技をやると、大ジャンプが必要となり、瞬発力が鍛えらるのだ。
どっちを鍛えるか、あるいは両方やってバランスタイプを目指すかなど、好みに合わせたアレンジが簡単だ。
⑥技が多彩で練習し甲斐がある
後ろ交差二重跳び、ハヤブサ・・・三重跳び。
ただ跳ぶだけではなく、圧倒的難易度を誇る跳び方もあり、練習のし甲斐がある。
二重跳びを連続100回なんてできたらもはや鉄人の域だ。
ちなみに私は三重跳びは一回もできない。
ハヤブサや交差二重跳び辺りは昔出来ていたが、今は全然できなくなってしまっている。体が重くて跳躍が低いのだろう。
でも、毎回ちょこちょこ練習するようにしている。
 |
⑦プラスアルファのトレーニングにも使える
縄跳びは持ち歩きが軽い。だから他のトレーニングに行く際、ついでに縄跳びをもっていっておくと、有酸素運動も無酸素運動も追加することが出来る。
・ロングウォーキングで血行を良くしよう、と思ったとき、ウォーキングだけでは瞬発系のトレーニングが弱いが、二重跳びをやっておけばそれを補うことができる。
・公園で腕立て・腹筋・背筋の筋トレをしたとする。その後にジョギングが辛ければ縄跳びを少し跳んでおくだけで自給力と下半身筋トレを補うことが出来る。
・バッティングセンターやボーリング、ゴルフ打ちっぱなし＋縄跳びなんかも良い。
・ヨガ＋縄跳びなんかも良い。
デメリットについて
・飯食ったあとに跳ぶのは辛い
・自宅でできないため、雨には弱い
・一人でやっているとなんとなく恥ずかしい
・景色は変わらない
・パシンパシン音が鳴る
ただ、パシンパシン音が鳴ることに関しては「エア縄跳び」というのがある。
縄を付けずにエア縄跳びをするのだ。もちろん縄を着けることも出来る2WAY仕様。
跳んだ回数もカロリーも表記できる多機能縄跳びだ。なのに1000円台とか安すぎると思う。
 |
以上
