30代が何かしらで日常を楽しくしようと必死なブログ

これまでやってきたことのまとめ。これからやることを決めたり、経過を記入するブログ。

バイクの免許取得が私の転機だ⑦初ツーリングは餃子だ!

私にバイクを紹介してくれた昔からの友人に、バイクの購入を報告した。
友人は車を持ちながらも、まだバイクを維持している。

友人「ツーリングいこうぜ!」
私「ぜひとも頼むぜ」
友人「じゃ、適用に決めとくよ」
私「頼んだぜ・・・」

私は車を乗り回していたわけでもないので、県内の道すらあまり知らない。
実家近くに国道16号があることくらいしかわかっていないのだ。

そしてツーリング当日。友人宅は私の家からバイクで数分。時間通り向かう。

友人「宇都宮にした。餃子食おうぜ」
私「どれくらいかかるのかね」
友人「今10時だから、帰宅は夕方だな。今日だけで完璧にバイクに慣れると思う」
私「んな乗れるのか俺は!」
友人「知らん」
私「おい・・・」
友人「俺はこの前山形までバイクで行ってきた。泊まりだけど。」
私「すげーな。きつくなったら帰ればなんとかなるか」
友人「餃子は有名店を調べておいた。3軒回るぞ」

ツーリングが始まる。国道16号にまず乗り、そこから国道4号に乗り換える。
国道4号にはびっくりした。
60km制限だが、周囲のスピードはそんなものではない。100km出てるだろ・・・みたいな車も山ほどいるのだ。

道中、物を落っことしたのか友人が一瞬いなくなって若干不安だったが、ゆっくり走っていたら、しばらくして追いついてきた。

そうこうしていたら宇都宮着。途中で休憩を入れても3時間程度で着いたと記憶している。

友人「バイク超楽しいだろ」
私「永久に乗れるわこれ」
友人「よかったな。で、餃子の店はここだ」
私「なんなんすか、この行列は・・・」
友人「有名な店らしい・・・」

場所は、宇都宮餃子の「みんみん」。並んでいると、行列のおばちゃんに話しかけられる。

おばちゃん「どこから来たの?」
私「埼玉です」
おばちゃん「あらいいわね」
おばちゃん「この店、最近テレビで紹介されたみたいでいつもより混んでるの」
私「なんと残念な。ちなみに美味しいんですか?」
おばちゃん「一番おいしいわよ」

全部で待ち時間は1時間くらいだったと思う。
ようやく席に着く。

友人「全部食うわ」
私「あたぼうよ」

焼き餃子、水餃子、揚げ餃子を全部頼む。

・・・水餃子は食べ方がよくわからなかったから微妙だったが・・・
焼き餃子と揚げ餃子は食べたこともないくらいのウマさだった!

これまで餃子は近所のラーメン屋や自宅、冷凍ものしか食べたことがなかったので歴然の差を感じたのは言うまでもない。餃子うますぎる・・・と。

友人「次はマサシ(正嗣)な」
私「なにそれ」
友人「有名な餃子屋らしい。」
私「なに!?餃子屋はしごか!」
友人「せっかくのツーリングだからな」

そして正嗣に着く。
ここは行列がなかった。メニューは揚げ餃子がなく、焼き餃子と水餃子のみだった。

当然のごとく両方とも頼む。
ここの餃子も本当にウマイ。みんみんとどっちが旨いか判別できなかった。

横並びにして両方を連続で食べ比べて、それでどっちがうまいかを判別するしかないくらいレベルは近いと思った。

友人「次は餃子館な」
私「食いすぎだろ(笑)」
友人「せっかくのツーリングだから食っておくしかない」
私「それもそうだな。とことん付いてこう」

餃子館は少しメニューが異なる。
みんみんや正嗣のように、通常の餃子を高められるだけ追求したという本格派ではなく、変わり種の餃子が多いという印象。
例えば焼き餃子だけでも10種類くらいあり、スタミナ、にんにく、チーズ、エビ、ニラなどのパターンがある。
更に蒸し餃子から水餃子に加えてスープ餃子まであるという感じだ。

味は・・うまいことはうまいが、先に食べた2軒とは明らかに劣るか、というところ。

散々食べたあとは帰宅だ。

友人「帰りは夕方になるからちょっと混むぞ」
私「夕方は混むのか!」
友人「17時~19時ころが一番混んでると思う」
私「勉強になった」

帰路もあまり飛ばしもせず、流れのいい国道4号を走り、国道16号に入る。

16号は混んでいた。
友人は慣れているため、うっかりすり抜けをするが、私はまだすり抜けが不安で出来ない。

そのまま置いて行かれるかと思ったが、待っていてくれた。友人の先導で無事帰宅。
風にずっと当たっているためものすごい疲れたが、不思議とすごい充実感を味わえた。

まだまだライディングテクニックは未熟だが、この一日ツーリングでギアチェンジ、発信、交差点やコーナー、アクセルの感覚まで全てが身に着いたように思える。

ただバイクに乗って宇都宮に餃子を食べに行っただけ、と言ってしまえばそれだけだったのだが、自分だけの移動手段を手に入れ、どこにだって好きなところに行けて、うまいものを食べることが出来る・・・そのことを知れたのが最大の収穫だった。

まさに翼が生えたようにしか思えなかった。

その後もバイクには乗りに乗りまくり、10年弱で日本全国を旅行したのだ。

次は「転機」であるバイクの免許を手に入れた後日の生活。
naval.hatenablog.com
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以上

#わたしの転機

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