旅行先では毎日2軒、晩飯を食べるべし!
私は旅行が趣味で、これまで国内全県を制覇しあらゆるところに立ち寄ってきた。
長期連休があればほぼすべて旅行だ。9連休あれば7日は旅行に使う。車かバイクを移動の中心として、毎日拠点を変えて移動の旅をするのである。
その中で体得した旅行テクニックの中でもっとも誰がやっても効果が出やすいことがある。
それは・・・タイトルにも書いているが「晩飯を毎日二軒食べること」である。
個人的には「ダブ飯」なんて呼んでいるが、普通は「連食」というだろう。連食と呼ぶのはラーメン食べ歩き勢だけかもしれないが・・・
ちなみにこのダブルで飯を食べること・・・どれだけ楽しいことなのか。
■例えば、北海道の釧路に来たとする
釧路の名物は「炉端焼き」と「ザンギ(唐揚げ)」である。
2つ名物はあるが、本当に昼と夜、両方とも名店で食べることは出来るだろうか。
通常、昼間は観光のタイミングだ。すなわち釧路湿原に行っているのだ。そんなことをしていると、晩飯しか名店での食事チャンスは無く、残念ながら炉端焼きかザンギどっちかしか食べられないという状況に陥る・・・
だが!
晩飯を二回食べれば、名物逃しを完全に解決してしまうのだ。
考えてみて欲しい。炉端焼きで本当に食べたいものはどれくらいあるのかを!
ホッケや貝類、カニは必須か。そしてその後に・・・「どこでも食べられるもの」を食べてないだろうかッ!!?
ならば、どこでも食べられるものは完全に無視して二軒目にいくのだ!
ポテトフライ?焼きそば?サラダ? 地 元 で 食 べ ら れ る !
一軒目は地元で食べにくい名物を食べたら店を出、二件目のザンギ(ザンタレ)を食べにいってしまうと良い。
■例えば 福岡の博多に来たとする。
博多の名物は、「博多ラーメン」と「水炊き」だ。
水炊きを食べる場合・・・本当に大量の野菜は必要かッ!?!
水炊きは最初に飲むスープとぶつ切りの鶏にすべてが集約されていると思われる。
野菜はスルーして、もはや〆の雑炊やチャンポンにいっても良い。
これを17時から始めて、18時30には宿に戻る。
20時になったら二回戦目である。中洲の屋台へとラーメンを食べに行くのだ。
■例えば、名古屋に来たとする。
ここでの名物は「味噌煮込みうどん」、「味噌カツ」、「ひつまぶし」がある。
3つか・・・なんてこった、こいつぁガッデムだ!と思いきや・・・名古屋の観光は名古屋城を見たらもう終わりという人も多いと思う。
すなわち・・残り時間は飯に注力出来たりする。
そうなれば下記の動きが出来る。
・14時に味噌煮込みうどん
・17時にひつまぶし
・20時に味噌カツを食べる
朝飯・昼飯は食べない!!!
味噌カツは残念だが、米を残す必要が出てくるかもしれない。
しかしそうすることでコスパは飛躍的にあがる。
一回名古屋に行っただけで食の名物はほぼ網羅出来るということは、もう名古屋に行かなくて良い ⇒ 新幹線代が浮くのだ。
何回も新幹線代を出さずとも、一回ですべての味を舌と脳に叩き込むことが出来るゥ!!すごい!!!ダブルで飯を食うだけでこんなことになる!
更に、一回の旅行であらかた旨いものを食べておけば、次回に訪れた際、何を食べれば大正解なのか、完璧に把握することが出来る。
出張で次に行ったりしても、完璧な行動が取れるのだ。
え?2日同じ場所にいれば、全部食べられる?
それは間違いない。
だが、休みが限られているサラリーマンはどういうわけか、遊びの旅行にも最高効率ばかり追い求めてしまう病気なのさ・・・
もう一泊滞在する代わりに、次の都市で晩飯を二回食べるのだ。食べて食べて食べまくり、効率を重視していくのさ・・・
以上