30代が何かしらで日常を楽しくしようと必死なブログ

これまでやってきたことのまとめ。これからやることを決めたり、経過を記入するブログ。

バイクの免許取得が私の転機だ③教習のテンポが超速い

初回の教習が終わったが、それは凄まじく面白い体験だった。

次の教習が楽しみで仕方がないくらいに。ひさびさに熱くなれそうなことを見付けてワクワクが止まらなかった。

そしてギアチェンジを習う。

アチェンジは右手、左手、右足を連携させて動かさないとならない意外と難しい操作だ。
右手のアクセルを戻す。そして左手のレバー=クラッチを握り、右足のギアを上げ、クラッチを元に戻す。クラッチを戻すと同時にアクセルを開ける。

慣れたらなんてことない操作だが、頭で考えるとすごく面倒な動きになっているのだ。

教官からまずは話を聞く。アクセルを戻し、クラッチを握り、ギアを上げてクラッチを戻しながらアクセルを開ける。

一回聞いただけじゃ完全にチンプンカンプン
そしてやってみる。

ちなみに走りながらではない。エンジンを切って練習するのだ(笑)

アクセルを戻す・・・クラッチをきる。

あれ次なんだっけ??

もう一度。

アクセルを戻す・・・クラッチを切り、右足でギアを上げる。クラッチを戻しながらアクセルを開ける。
何回もエンジンを切ったバイクの上で同じことを繰り返す。走りながらやってパニックになると、最悪エンストしてコケる可能性がある。

十分練習したあと、エンジンをかけ、走りながらやってみる。

バイクは乗ってみるとやはりかなりデカい。また重量も200㎏級のため、ふらついたらふんばっても倒れてしまうだろう。
緊張しながらいざ勝負である。

まずはゆっくりと発信する。
スピードが20kmくらいになったら、エア練習をしまくった動作をそのままやる。
しかし右足のギアがうまく上がらない!!

うお!と思い、クラッチを握ったまま、ブレーキをかけてそのまま止まってしまった。
次こそは・・・とギアチェンジ(シフトアップ)に成功する。

だが・・2速になったのはいいが、そこからどうしていいかわからない。
やっぱりクラッチを握り、そのまま止まってしまうことになった。

幾度か練習してギアチェンジが確実に出来るようになったら、楕円コースをひたすらシフトアップ、シフトダウンを繰り返して加速、減速を繰り返す練習をした。

この加減速の練習をしていると、正直「路上に出てもいけるんじゃないか」と思い始めてしまった。
教習2回目でそんな気分になってきたのだ。

そして4回目、5回目のあたり教習ではすでに「坂道発進」「S字」「クランク」「一本橋」「スラローム」「急制動」くらいまでやっていたと思う。

坂道発進は左足のリアブレーキを踏んで、アクセルを強めに開けた半クラッチをしたのち、リアブレーキを離すと出来る。

S字、クランクは車よりは難易度が低いが、教習バイクには「ごっついエンジンガード」がついている。下の画像のよりももっとゴツイ、バイクが転倒してもバイクのエンジン回りに傷が付かないようにするパイプが付いているのだ。

キジマ(Kijima) エンジンガード ブラック CB1300SF/SB 14y~ 左右セット 405-2342


そのため、このエンジンガードがクランクのポールに当たってしまいやすく、半クラッチで超低速でクランクをやるのは簡単ではなかった。

一本橋はその名の通り、細い一本橋の上をバイクでゆっくり7秒以上かけて通過するのだ。ちなみにバイク初心者はバイクをゆっくりと動かすほうがよっぽど難しい。半クラ+左足のリアブレーキでちょこちょこスピードを落とす必要があるのだ。

スラロームは三角コーンが等間隔で置かれているところを、蛇行して右から左から交互に抜けていく。
はっきりいってこれは「超面白い」。
もう最速狙いたくて仕方がなくなるのだ。

そしてやりこめば、体重移動とアクセルを開けてバイクを立ち上げる動作がきちんと身に着く。

バイクは曲がるとき、車体を傾けて曲がる。これはバンクと呼ばれているが、この状態から素早く車体をまっすぐ立った状態にするには、アクセルを軽く吹かすのが良いのだ。

ここでの教官の動きは本当にすさまじいものがある。
スラロームがめちゃくちゃ華麗でうまいのだ。きちんとメリハリもあり、車体を起き上がらせるアクセル音も聞こえて、「スゴスギ」と感動してしまうくらいだ。

急制動はスピードを40kmまで上げて、決められた地点からブレーキを開始し、11m以内で止まるというもの。慣れたらなんてことがないが、スピードを一気に40kmまで上げることがちょっと爽快だったりする。
急制動は路上に出たとき、事故回避というか生存率に明らかに影響してくると思って、結構しっかりやった。

ここまでやってくると、もうバイクの教習が人生で一番の楽しみになってくる。
家に帰る途中は自転車だが、ニヤニヤしながら自転車でスラロームをしてしまうくらい楽しいのだ。

そして、卒業試験が近づく。


以上

#わたしの転機

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