これからはフルタイムじゃない働き方を目指しやすくなる
今の時代、雇われの正社員と言えば「週5日の8時間勤務」だろう。
勤め先による「差」と言えば、年間休日が120日なのか、100日なのかだったり、変則勤務で手当が出たり、と言った程度と思う。
この条件から外れると、パートタイマーの扱いに近くなり、本当に特別な技能を持っていない限りは時給制になる。
それも時給は1000円から1500円程度になると思う。
だが最近これが変わっていく土壌が最近出来上がりつつあるように思えてならない。
おそらく5年後にはフルタイムじゃなくてもある程度の給与が得られ、2社かけもちなどが出来るようになってくるんじゃないかと思えている。
それは大手企業の「副業解禁」によるものだ。
昨年末あたりから、ディーネヌエー、ソフトバンク、コニカミノルタ、更に今年新生銀行やユニチャームなども副業を解禁している模様。
以前よりリクルートやヤフーなどは副業可にしている。
こうなると大手企業で副業をやりたいと思っているモチベーションの高い社員を、一時的に借りたいと思う中小企業が出てきてもおかしくない。
人手不足対策になり、大手企業レベルの管理手法が手に入る可能性もあるからだ。
教育コストも省け、来る人材もモチベーションが高く学びの姿勢が強いはず。
もちろん副業を認めている会社も本業をベースにし、就業時間外のみ副業を認めると思う。
だから、副業をしたい人を雇う会社は、ハイバフォーマーの経験者をパートタイムで雇う必要が出てくるのだ。
要は週に数日の定時後+土日のどちらか・・かつ在宅勤務やサテライトオフィス勤務を認めるのだろう。
ただし、その際の待遇が時給1000円なら、本業で残業しているときの半分以下の時給になるため、人は集まらないだろう。
したがって時給換算で2000円近くが打ち出されてもおかしくないのだ。
この土壌が育つと、人をフルタイム以外で使いこなすノウハウが企業に蓄積され、在宅勤務なども当たり前になってくる。
また副業先に引き抜かれるなども当たり前になり、労働者側の権利が強まってくるだろう。今の会社に不満があれば、副業を利用して転職希望先に行き、インターンのようにお互いが様子見することも出来るかもしれない。
あるいはやりたい事業に近い会社に勉強のため副業で入り、企業する人も出てくるだろう。
人の流動は間違いなく高まると思われる。
なにやらすごい動きになりそうだが、私がもっとも注目しているのは、夫婦二人でパートタイムの正社員になることだ。
一人の収入ではもちろん暮らしていけないが、二人分を合算すれば、フルタイムで働かなくても十分暮らせる収入になるはずだ。
週3日のフルタイム+ネットでの副業なんかも出来てしまうかもしれない。
月30万円の給与の人が週3日勤務になると、収入は60%になるため18万円だ。
それよりは給与が下がったとしても、一人15万円稼げれば、二人で30万円の収入だ。
40代になるまで必死に共働きで貯金して、その後は仕事を少し緩めて郊外で暮らすようなセミリタイアもやりやすくなるだろう。
私の勤めている会社は体質が古いが、早く副業解禁になって欲しいと思う。これは本当に楽しみで仕方がない。
以上
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