引越に関わる一連の流れで知識を活用し節約しよう⑨車をどうするか、維持費、実はすごく高い
引越しをする際、都市部に近いと駐車場代が非常に高価になるケースが多い。それは月2万円レベルあったりすることもあり、そうなると年間で24万円も車を駐車するだけにお金を使用することになる。
都市部では、車を持たず必要に応じレンタカーとタクシーで生活していくという手もある。頻度がそこそこならばカーシェアでも十分と思える。
駐車場が1万円を超えてきて車を仕事で使わない場合は、維持費を計算し、それが本当に支払い続けるべきお金なのかを綿密に計算する必要がある。
車を持たない場合、月に数万円はお金が浮くため、しょっちゅうタクシーに乗っても問題なくなるのだ。車を手放して浮いた費用を家賃に充てることで、住居を駅に近づけられる。
まずは車の維持にかかる費用を計算してみる。
■車の維持費について
前提条件:30代中盤、国産車2400CCの場合(30代中盤と記載したのは保険料影響を考えてのこと。2400CCは私が乗っていたので色んな数字がわかりやすいため。下記は私が車維持を検討したときの数字だ)
・自動車税:45,000円/年
・重量税:32,800円/2年・・・16,400円/年
・任意保険:場合によるが、最安レベルで35,000円/年(ソニー損保)
・車検費用:110,000円/2年・・・・55,000円/年
・駐車場代:15,000円/月・・・180,000円/年
・消耗品代:8,000円/年(ワイパー、オイル類、バッテリー、エアコンフィルター等)
年間:約340,000円
月あたり:約28,000円・・・これに加えて走った分ガソリン代がかかる。
※軽自動車やコンパクトカーならば当然もっと維持費は安い。が、変わるのは税金部分が主となる。
月に28,000円が自由になると、結構いろいろなことが出来る。
・家賃が10,000円高い物件に住むことなんて余裕だ。
・年間で300,000円違うという考えから、ロードバイクを150,000円で買うことも容易い。
・マウンテンバイクやクロスバイクならもっと節約できる。
・原付2種(125CCクラス)のバイクを150,000円程度買う手もある。
・1回2000円くらいタクシーを使うなら月に10回使っても車維持より安い。
・レンタカーを使っても12時間程度なら6,000円くらいのため、月4回使える。
・新幹線なら東京から名古屋まで11,000円程度でいける。
・飛行機は安いチケットなら東京から北海道まで片道12,000円で行ける。
車がないと不便なこと
都市部なら車がなくても全く大丈夫?と言われると、やはり不便に思うことはある。
それはGW、夏休み、正月の旅行のときの足だ。
自分の車ならスーツケースと布団を車に放り込んで車中泊をしながら、何日も旅行するのが容易だ。
私は夏休みなど1週間くらいぶっ通しで旅行し、四国旅行ならば香川で讃岐うどんを食べ、徳島で阿波踊りを見て、四万十でカツオを食べて、沈下橋を見て、愛媛で石鎚山に登って、しまなみ海道を自転車で渡るような旅行が好きだ。
毎日楽しさの連続で最高の気分が味わえる。
そういうときは、そういう用途を狙って購入した、自分の車はやっぱり都合がいい。
長期連休以外は都会に住んでいることもあり、車が無くて困るということはない。これは通販が極めて優秀なためだ。
ちょっとドライブ行きたいな、と思うことはたまにあるが・・・
でも実際は長期連休もレンタカーのほうが便利だったりする。
自宅から旅行したい土地までは飛行機で行き、空港でレンタカーを借り、車で複数の観光地を旅行し、どこかの新幹線の駅近くで乗り捨てれば良いのだ。
ただし、レンタカーで大型の車を借りると1日あたりの料金が1万を軽く超えて、高いのと車中泊用の布団を持ち込むのが手間なので、宿はきちんと取らないとならない。
引越しの際はいろいろ加味し、車をどうするか考えるのは必須と思う。
以上