引越に関わる一連の流れで知識を活用し節約しよう⑧引越業者はどう選ぶか、相見積もりは絶対やるべき
引越しをする際は、引越し業者選びで費用がまったく変わってくる・・・・なんてことを聞いたことはないだろうか。
私は会社で購買の仕事をしているため、とりあえず会社で安く物を買うためにやっている方法を使いつつ、引越し費用が安くならないか試してみた。
その結果、相見積もりによって、「最初に見積もりを取った業者」と「もっとも安値を提示してきた業者」で「2倍の開き」があったため、相見積もりは必須である、という考えとなった。
これはやっておかないと損をする可能性が極めて上がる。
なお、相見積もりの方法はいくつかある。
①賃貸を借りた不動産屋と繋がりがある引越し業者を使う
②引越し業者相見積もりサイトを使う
①賃貸を借りた不動産屋と繋がりがある業者について
賃貸を借りた不動産屋にこのように聞くと教えてくれるはずだ。
「提携の引っ越し業者はありますか?何かサービスはありますか?」と。
私の場合は引っ越し業者5社くらいが載った用紙を貰った。
その5社に対して相見積もりを取る方法がある。
メリットは何も考えなくて済むことだ。不動産屋提携としての特典はあるかもしれないが相見積もりで安くなる金額に比べると本当に微々たるものである。(段ボール代がタダ!なんてのがあるが、それは6000円程度の価格の違いで業者による数万円の差には到底及ばない。)
デメリットは、不動産屋と提携の会社にしかFAX一枚で送付はできず、アートやサカイなど大手から、準大手、小規模まできっちり比較することが出来ないことだ。
ちなみに2LDKから、2LDKへ100kmの移動距離で引越しの相見積もりをした場合、A社が19万円、B社が9万円など極端な差が出ることは稀ではないと思う。
②引越し業者相見積もりサイトを使う
インターネットで引越し業者の相見積もりをするサービスである。5社とは言わずもっとたくさんの会社に見積もりを依頼したり出来る。
メリットは、アートやサカイ、アリさんマークなどすべてを網羅出来ること。
デメリットは一つだけあり、複数社に見積もりを取ると、すさまじい勢いで電話がかかりまくってくる。
①、②のケース共に相見積もりを依頼した後は、下記のような流れになる。
・引っ越し業者から電話でアポイント連絡がある。「家に行って家具見せて?」というものだ。
・アポイント日に業者が来て、家具全般を確認。
・家具を確認した後に、引越し先を伝えたら見積もりが提示される。
・複数社に見積もりを取った場合は上記の繰り返し。5社見積もり5回だ。
なお、一社あたりの対応時間は1時間程度だと思う。
10社に見積もり依頼すると、10時間ほど時間が持っていかれるので、まずは「大手2社、準大手1社、小規模1社の合計4社」で見積もりスタートし、納得いかなければ更に見積もり社数を増やす、というのがおススメだ。
新品価格 |
ちなみに、更にその後の流れとして・・・
・梱包用の大量の段ボールとガムテープが届く。
・引越し当日までに全て梱包しきること(段ボールに入るものはすべて段ボールに入れる感じ)
・当日はすべて引越し業者が運んでくれる。
・搬入の際も家具の位置を指定したらそこに家具を置いていってくれる。
・最後に部屋中に引っ越し業者がつけたキズがないか全般チェックして終了。
引越し業者による差だが、大手は「階段や通路が極めて狭い模擬ハウス」を立てていて、それを研修で使って従業員を訓練しているとのこと。(でも、やらかすのはアルバイトではないかな・・・と思うとどれくらい役に立つかは不明だ)
以上