引越に関わる一連の流れで知識を活用し節約しよう④近所のスーパーの出来で快適さと支出はすさまじく変わる
引越しをする上で「最寄りのスーパーの質と価格」これは絶対に見逃すことが出来ない。
特に自炊派は、スーパーの購入額の違いを計算してみると本当にバカにできない支出の違いに変わっていく。
また、そのスーパーに通いやすいか、品揃えがどうかで生活は間違いなく変わるとも言える。
引っ越すとき、最寄りのスーパーの使い勝手を念頭に置いて物件を選んだほうが良い・・・私はそう信じている。
(オール外食だったり、節約は不要という人は考えなくても良い)
■最寄りスーパーの価格帯は本当に重要
安売りスーパーと高めのスーパーでは物の値段が全然違う。
極端な例を言えば、定価売りのコンビニでアイスのスーパーカップを買うと、126円だろう。
しかし安売りスーパーならば、特売で88円だったりする。
価格:2,695円 |
そこで起こったことは、おやつの一回限りの買い物だけである。だが、その1つのおやつで38円の差がついてしまったのだ。
買う手間はどうだ?
コンビニはレジとアイス売り場が極めて近い。スーパーは広いため、売り場とレジは遠い。
少しだけ手間がかかるが、スーパーは品揃えが良いためいろいろとまとめて買うことも出来る。
ちなみに高いスーパーで「創味のめんつゆ」を買うと700円を超えるが、激安スーパーで買うと598円だ。
なお・・・楽天は下記通りもっと高かった!
価格:896円 |
これだけで全く同じものを購入したにも関わらず、「100円」違う。
更にだ・・・
安いスーパーで牛肉を買うと、100グラム98円。
高いスーパーで牛肉を買うと、100グラム178円。
肉となると、もちろん質は若干なり違うだろうが、両方ともオーストラリア産でこの差が生まれるのだ。
自炊する場合、野菜、肉、飲み物、調味料、米、パスタまでなにかと購入をすると思うが、そのたびに安いスーパーと高いスーパーでは差がついていくのだ。
オール自炊として、肉だけで比べてみると・・・
肉を週7日、毎日100グラム食べるとする。
100グラムで30円差がつくとする。これが30日続くと900円の差がつく。
肉だけでこんな差になってしまうのだ。
そして、食材が高いなら・・・と外食や惣菜、冷凍食品の購入も増え、更に出費が増え、自炊の実力は上がらず、塩分とカロリー過多になるのである。
■スーパーの品揃えはどうか
スーパーの品揃えは良いにこしたことはないが、基本的なものが揃っていれば問題がない。
基本的なものとは、各種調味料、よく見かける野菜、鶏、豚、牛肉、魚、パンやパスタと米、豆腐や卵、納豆、飲み物類などだ。
和牛のシマチョウや、ブリが一匹まんま売っていなくてもまったく不便はしない。
基本的なものだけがあれば、あまり問題にはならない。
トリュフ塩や中鎖脂肪酸オイルのような特殊な調味料は毎日必要なわけではないだろう。たまに大型スーパーで買えばこと足りてしまう。毎日ちょっと特殊な調味料が必要ならば買いだめしてしまうという方法がある。
一方で、肉や魚、もやしなんかは賞味期限が短く、買いだめがきかない。
そのため品揃えよりも一般的な品が安く売っていることがもっとも重要になる。
日常の調理に必要なものが、便利に早く安く調達できれば、それだけで自炊食生活は豊かであると言っても過言ではないのだ。
■スーパーに通いやすいかどうか
これは相当重要な要素になる。自炊をするならばスーパーに3日に一回はかならず訪れるからだ。
なぜならば肉の賞味期限は3日程度。冷凍を駆使すれば良いがそうでないと、新鮮な肉を仕入れたくなる。
そんなとき、スーパーが通勤ルート上にないと、せっかく駅から徒歩で近い物件を借りたとしても遠回りする羽目になって最大限に活かせないのだ。
駅徒歩5分の物件でも、スーパーが逆方向にあるだけで、徒歩10分に早変わりするかもしれない。
仕事が終わったあとに立ち寄るから多少遠くても・・・と思うかもしれないが、会社帰りで疲れている中、少しの遠回りでも面倒になることを私は知っている。経験済みなのだ。
遠回りでスーパーに寄るのは超苦痛!
そうなると外食や冷凍食品、コンビニ食が増えて、出費がかさむことになる。おそらく完全自炊の倍近くになる。
必ず通勤ルートで無理なく通えるスーパーがあることは必須条件なので、賃貸を選ぶ際は重視してほしい。
なお、オーケーストアやジャパンミートのような激安スーパーが通勤ルート上にあれば、それだけで全品イオンで購入するケースと比較して、月の出費は数千円レベル変わってくるはずだ。
それは家賃に充てても良いし、趣味に費やしても良い。自由なマネーになるのだ。