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引越に関わる一連の流れで知識を活用し節約しよう③会社支給の交通費は電車賃だけか、バス代はないか、自転車はどうだ

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引越しで物件を決める際にきちんと考慮しておきたいことは「会社から支給される交通費」である。

多くの会社は正社員ならば電車賃の全額支給があると思う。契約社員の場合は交通費支給の可能性が高いが、派遣社員は支給無しというケースもあるだろう。

ここを細かく見るのは必須と言える。実はあなたが知らないだけで、バス代の支給があるかもしれない。
実は駐輪場代が支給されるのかもしれない。マイカーだったらガソリン代が出るのかもしれない。

交通費によって選ぶ賃貸物件も駅も大きく変わると思われる。
完璧に使いこなせば安い地域に住んで、混雑が少なめの移動が出来て、バス代が8000円などお得になったりする。

■電車賃全額支給の場合の旨い選択肢

電車賃が高くても、通勤距離が若干伸びても「乗り換えがない」ことがすべてになる。

乗り換えがあると、乗り換えの徒歩時間+電車待ち時間が必要になるし、乗り換えは大抵都内で行われるため、電車内の良いポジション確保が厳しくなる。
電車の乗車時間が10分違っても、乗り換えがないほうが明らかに快適である。
茅ヶ崎から品川へ座って通勤したほうが、中野から品川に「新宿で乗り換えて」通勤するよりも楽と思う人もいるかもしれない。

加えて、大規模な乗り換え駅を通過するパターンを選びたい。

丸の内線ならば大手町で非常に多くの人が下りる。
そういった駅を挟んでいると、座れる確率が跳ね上がるし、座れなくても電車内で良いポジションを確保しやすいだろう。

もう一つ、極端に価格が高い路線を使うと良い。
例えば都内に向かう電車ならば「埼玉高速鉄道」や「北総線」だ。自費で電車に乗る人はこのあたりの路線をあえて選びはしないだろう。その分家賃が割安になったり混雑率が他路線より少ない可能性を秘めている。

最後に、よく買い物をする駅があるならば、そこを通過する路線を選ぶと定期代で買い物に行くことが出来る。


■バス代支給の場合の旨い選択肢

バス代の支給には2つのパターンがあると思う。
1つ目は自宅から駅が遠い場合に支給されるパターン(自宅~駅が1.2km以上の場合など)
2つ目は会社にバスで通勤する場合だ。

1つ目のケース、自宅から駅が遠い場合に支給されるパターンはうまく使うと「お小遣いになる」。
バス代が仮に片道200円ならば、往復で1日400円、月額で8000円支給されるのだ。
一方、駅から1.2kmぎりぎりの物件ならば、徒歩時間でいうとおおよそ15分である。

これで8000円が手当で貰えるのならばあえて歩く人もいるだろう。毎日15分*往復で歩いて8000円のお小遣いだ。

雨や雪の場合はバスに乗り、他は15分歩くというのも良い。あるいはこのバス代を駐輪場代に充ててしまい、自転車で駅まで行ってしまうかだ。
※会社申請の通勤方法と実際の通勤方法が違うと通勤時災害の労災申請で問題が起こる可能性があるのでそこは自己責任になります。


2つ目のケース、会社にバスで通勤する場合だが、これは使用できるパターンが割と少ないが、勤務地が超都心でなく、最初から「電車通勤が当たり前」と思いこんでしまっている人は検討する価値があるパターンだ。

駅から少し離れているが、会社までバスで一本で行ける場所に物件を借りるのだ。

勤務地が横浜や大宮、赤羽など都心でない場合は、バス一本通勤はすさまじい効果を発揮することがある。なぜならば関東圏の物件は「駅徒歩時間は最大限に家賃に影響するが、バス停までの時間は重視されない」からだ。

駅まではSUUMOやHOME'Sの駅徒歩時間検索の上限を超えた21分以上だが、バス停まで3分、会社最寄りのバス停までも3分だとしたら、最高の通勤方法になのではないだろうか。

たまに電車を使うときも、バスで駅まで行くか、たまにならば歩くか、という選択肢がある。
naval.hatenablog.com


■駐輪場代支給の場合の旨い選択肢

駐輪場代が支給される場合、駅からある程度離れた物件も候補になってくる。

私は高校~大学~社会人なってしばらくまで、実家から通勤・通学をしていた。
実家~駅までは徒歩20分ほどだったのだが、自転車でダッシュすることで7分ほどで電車に乗っていた。徒歩で20分だが、7分で駅に着いていたのではなく、「7分で電車に乗っていた」のだ。
そうなると通勤時間の考え方でいうと、徒歩7分物件を同じ力を発揮する。そしてそれだけ駅から離れると家賃が安くなる。

ただし、雨が降ると悲惨そのものであり、酒を飲んで自転車もNGなため正直止めておいたほうが無難だ。

あるいは勤務地が超都心でない場合は、「駅から離れているが会社まで自転車でいける物件」を選ぶのは手かもしれない。電車に乗らなくて済むというのは想像以上に快適なので、自転車25分程度(距離6~7km)は許容範囲になる。
(雨が降ると悲惨だが、大幅遅延や大雨の時の満員電車よりはマシかもしれない。雪が降ったらタクシーだ)

ちなみに下記のようなクロスバイクならば、時速20kmは容易に出る。駅徒歩25分⇒2000mならばクロスバイクを使うことで計算上「6分」となる。

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■マイカー手当支給の場合の旨い選択肢

車一択になるので、駅はそんなに使用しない生活になるだろう。そうなれば、飲み会があるとき対策などでバスで駅まで行ける手段さえあれば良くなる。
駅徒歩25分程度で、バス停が近い環境ならば申し分ないと思われる。

ただ、毎回混雑するルートや踏切、大きな川を渡らないと会社に行けない物件は選ぶべきではないと思われる。


通勤手当なしの場合の旨い選択肢

最高のパターンは会社に自転車通勤出来る圏内に住むことだ。夏は暑く、冬は寒いが、駐輪場代の月額2000~3000円程度で通勤が出来、満員電車や遅延からも解放される。
ただし、雪のときだけは対策が必須のため、都内のように年に1~2回雪が降る程度なら問題ないが雪国ではおススメ
できない。

その次に有効なのが、バスのみで会社のすぐ近くにいける方法を探ることだ。
勤務地が超都心で電車が必須の場合は、「メトロのみ」「JRのみ」など、路線を搾り込んで費用を安く狙う必要があるだろう。


以上