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「人を増やしてから」働き方改革をしたらうまくいくかもしれない

この1冊でポイントがわかる「働き方改革」の教科書 [ 河西知一 ]


働き方改革と言いつつ、なにやら会社は「残業するな」しか言わない気がする。

業務量を変えず、売上と利益は右肩上がりしろ!と言う。そして効率化して残業を減らせ、とも言われる。

普通に考えると無理だ。
業務効率化や業務改革をする時間も与えられていなく、とにかく雑務や仕事を積まれ「残業するな」なんてことは。

今、仕事が終わらずに残業しているというのに。

ちなみに残業は上長の指示で行うものだが、きちんと指示して残業させている上司は少ないんじゃないかと思う。私は残業指示をしている課長に会ったことがないし、友人や同期からもそんな話を聞いたことがない。

私が勤めている会社では平社員が空気を読んで勝手に残業している。
そのまま残業代を請求しない人すらもいる。

なお、私が勤めている会社では、30代中盤からほぼ全員が管理職にされる。
それは名ばかり管理職であり、残業代ゼロになってしまうのだ・・・・


ただ・・・業務に改革を起こし、従来のやり方を変える時間を確保する方法は存在していると私は思っている。

その方法は「人を増やす」ことだ。

雑務に追われに追われて、本当にやるべき仕事にたどり着けていない人がいたとする。そんな状況では必要な雑務、必要ない雑務すらきちんと判別出来ていないだろう。

また必要ないとわかっている雑務でも、「必要ない!」と宣言して、他部門や客先にその仕事を止める話をする調整が面倒で、取りあえずそのまま続けている仕事もあるはずだ。多忙はいろんなモチベーションを奪うが、だからこそ、人が増えるとすべてが変わる。


もしも人が増えたなら

とんでもない効果が生まれるような気がしている。
①雑務を分担することが出来て、いる雑務・いらない雑務をきちんと判別することが出来るようになる。
②いらない雑務を止める調整をすることができる。
③仕事の効率化も検討出来るようになる。
④一人一人の時間に余裕が出来、課内コミュニケーションも出来るようになり、効率化の横展開や相乗効果が図れる。
⑤膨大で整頓されていないデータをいったん整備し、取り出しやすく、使いやすい状態に出来る。
⑥本来やるべき仕事に時間が割け、部門の成果が上がるようになる。
⑦残業が減り、疲労が減り、各個人のクリエイティビティが上がる。
⑧マニュアル化出来る業務はマニュアル化され、誰でもこなせるようになる。人が異動しても苦労が少ない。
⑨引継ぎや課内の業務ローテーションなどがきちんと回るようになる。
⑩業務が視える化され、マクロやシステム導入などでの効率化も検討出来るようになる。



ここまでいったら、増員した人を別の部署に動かすことが出来るようになる。次に増員された部門は、上記10項目の効率化を進めることが出来る。きちんと効率化された組織は、一人減っても致命的にはならない。

人事ローテーションも出来るのだ。ローテーションにより、各部門に他部門の知恵が生きた形で入り、その部門の前工程、後行程に対しても効率化が図れる。

ずっと一つの部門にしかいなかった人は、正直実力不足に陥りやすい。視点がどうしても自部門に収まってしまいがちなのだ。知識範囲が狭いことで、閃きが制限されるし、人脈も細い。

人を増やして効率化して、ローテーションすればこのあたりも改善され、さらに嫌な部署でも数年で異動申請も出来るとなれば、そこまで耐えれば・・と離職率も下がる可能性がある。


しかし、通常の会社の選択肢は・・・

とにかく人を減らせ、だ。
直接的に固定費が減るから、会計上で非常にうまみがあるのだ。

例えば間接部門から人を1人減らせば、なにもしなくても600万円くらいの純利益が出ているような感覚になる。だが、業務は改革されず、本来やるべき仕事が進まず、非効率な雑用で従業員は消耗されていく。

ローテーションもうまく出来ず、組織はますます非効率になり、人も流出する。そして、経営陣はさらに人を減らして、固定費を下げ、会計上のつじつまを合わせようとする。

まさに負のスパイラルだ。

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卵が先か、鶏が先か・・・・ではないが、先行して人に投資というのは、四半期ごとに常に成果・成果とうるさく言われる世の中には見合わないかもしれない。

しかし、利益を生み出すのは基本的に人の活動のため、ここをないがしろにして勝つことは有り得ないのだ。

従業員1000人の会社があるとして、そのうち何人を効率的に働かせることが出来るか。この人数割合が高い企業は、そうでない会社と比べて圧倒的な利益を出せるはずだ。

ちなみに人が入っても育てられない部署があるが、そういう部門はまず部門を分けて管理職を増やしてでも正常化すべきと思う。

もはや従業員の忖度残業に頼る時代ではない。ライン長が全体をまとめてきちんと導かなければならない。

ライン長が「残業減らせ!休み取れ!」と言うだけで働き方改革やってまっせ!・・・なんて会社があると思うが、人を数人雇って余剰人員を使って効率化を図るほうが、長い目で見て遥かに効果は出る。

ちなみ私が勤めている会社は、「効率化し今の人数でアウトプットを増やせ」と言われる。

そんな中、私は毎月なにに使われているかわからなく、上司に聞いても他部門での使い方がわからない資料をてんこもりで作っている。
その資料を作るためのデータベースも歯抜けでしかデータがなく、また載せるべき過去の経緯なども膨大な紙ファイルをペラペラと漁らないと出てこない。どの紙ファイルにどんな情報が入っているかのヒントもない。
この部署にきて引継ぎされた資料はA3で数枚程度+過去に使っていた歯抜けの紙ファイルのみだ。

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今や仕事は一週間徹夜しても終わらないくらい積まれに積まれて、どうでもよくなって放置している仕事が多数だ。

効率化をやろうとする前に「今日中に!!」と言われ続ける目先の大量の仕事で体力はすでにゼロよ!
人を増やして育てて勝とう!ホトトギス

以上

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