部門の担当者・・はよ発注せい!
私は購買の仕事をしている。
先週、技術部門から問い合わせが入った。
Aという材料、在庫ありますか?
社内在庫はないので、材料メーカーに在庫があるか問い合わせる。まず無いことは見当が付いていたが、早めについて材料メーカーに見込み情報を入れるために確認はしておく。
やはり材料メーカーに在庫はなかった。
少量なので常備在庫は持たず受注生産です、とのこと。
となるとこれから最短の納期で作って貰わないとならない可能性が出てくる。
購買に必要な情報を技術部門に問い合わせる。
・いつ
・どこで
・どれくらい
・どんな用途で必要なのか
若手の技術なので、ちょっと心配だったのだが、案の定、全部わかっていなかった。
上から言われるままに問い合わせてみたが、上司の指示が悪く技術担当はなにもわかってないのだ。
上司に必要情報を聞いてもらい、なんとか最短で物をいれれば間に合う算段が立った。
先行手配を材料メーカーにメールで送っただけの状態で納期が激近い。
明日には注文のベースをシステムから購買のほうに回してくれ!と頼んでおいた。
今日アシスタントが休みのため、購買システムをあらっていると・・・
注文のベース情報が入っていない。
もう土日を抜きにして3営業日は経っている。
完全に技術部門では注文の件は忘れ去られているのだろう。
あまりに私は毎日確認、確認、確認、と忙しいのだが、各部門も忙しく余裕がなくすべてがかみ合っていないと思われる。
具体的にいついつまでに、これをこの見積もりで発注だ!と、指示を出しているが・・・
当然それは実行されないもの・・なんて思いながら、こんなフォローを毎日のようにやっていればそりゃ時間もなくて当然だろう。
そして30代の中堅である私がこんな事をしていては会社の未来もないのだろう。
私の課題として積まれまくったコストダウンの予算というかノルマは日常の注文書がまともに回らないことによって手を付けられず未達になるのだ。
楽な仕組みづくりは多忙ないろんな部門が、話を持ちかけるだけで嫌がり、前には進まない。
はよ発注せい!
以上