「仕事」を恐れてすべての行動が臆病になっている気がした
仕事を辞めようと思ったり、いろんな本を読み漁ってみると、少し視点が変わってくる。
どことなく仕事は悪である、と考えだしてしまうのだ。
ほぼすべての行動が「仕事」に支配されている・・といった具合にだ。
安定した収入を買うために、さまざまな挑戦をセーブしているような感覚になってくる。
ちなみに月~金を平日、土日を休日として下記は書いている。
例えば、夜、急になにかしたいと思ったことがあるとする。
筋トレでもいいし、資格の勉強でもいい。
夜景を見に行きたい、ドライブに行きたいなんてのでもいい。
じっくりと豚骨を煮込みたい、なんてのでもいい。
だが実際にそれはやらないと思う。
なぜか。
あした仕事があるからだ。
夜更かしをすれば、明日の仕事がしんどくなる。
そんな理由だ。
休日である土曜日、なにもしないで寝ていた。
勿体ないと思ってしまう。
どんなに疲れていても、完全に寝て過ごすと勿体ないのだ。
なぜか。
平日は仕事だからだ。
何かをするチャンスは土曜日くらいしかないのだ。
その週に一度のチャンスを逃せば、自分に取って身になる経験・チャレンジをする機会は来週までお預けになる。
日曜日、友人から飲みの誘いがあった。
しかし気乗りしない。
そしてこう思う。
なんで土曜日にしなかったんだ・・・と。
日曜日は翌日が仕事だ。疲れを残して月曜日の精神状態に耐えるのは苦痛だ。
日曜の後半は休んでおかないと、翌週は金曜日まで体と精神が保たないかもしれない、なんて思ってしまう。
どんだけ仕事を恐れているのだろうか。
なぜか仕事は常に第一で、全てにおいて最優先されるもの、という考えが会社内では一般的だ。
そのせいでさまざまな面白そうなことに取り組めないのがなんだか最近悔しく感じる。
実は今年のお盆休みに旅行に行ったときに同じような経験をした。
お盆休み終わり頃の8月19日(土)にはどうしても家にいなければならない、と思ってしまっていた。
実は行きたい箇所が7箇所くらいあったのに、急いで帰ってきたのだ。
なぜなら、会社があるから疲れを残すわけにはいかなかったのだ。
さらにもう一週間あったら、一つ一つの観光地をゆっくり周り、今回の旅行で見たいところ大半を見ることが出来ただろう。
・・・と書いていて思った。
なんで今回の旅行で見たいところを大半見ないとならないのだろう、と。
また行けば良いさ、という感覚にはならなかった。
考えてみると、サラリーマンをやっていると長期連休はなかなか取れないからだ・・・
以上