【完全無欠コーヒー】シリコンバレー最強の朝食を安価材料で代替して作る【それなりに無欠かもしれないコーヒー】
少し前に「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」という本が流行った。
オイルとバターを入れたコーヒーを飲むだけで、なんとIQが20ポイント上がり、50㎏のダイエットに成功した、というものだ。
いやいや、本当かこれ・・・・怪しいな・・と、そもそもなんで最初の体重が150㎏もあるんだよ、太りすぎだろこれ・・・と当初は思っていて、あまり気にしていなかった。
しかし、最近会社から小さな袋入りココナッツオイルを入手した。
体に良いということで買ってみたものの、余らせてしまったとのこと。
コーヒーに入れて飲むと良い、とのことで試してみる。
すごくうまい・・・
ベースのコーヒーはインスタント品。
ネスカフェのゴールドブレンドだが、それに混ぜるだけでもすごくうまいのだ。
ココナッツオイルの香りが非常に良く立ち上がり、その香りが本当にコーヒーに合う。
それだけでかなり旨くなることがわかった。
それでコーヒーに油を入れる、という完全無欠コーヒーが改めて気になってきたのだ。
下記作り方から入るが「高い」ので、代替案を考えるのが今回の目的である。
なお、安価配合は最後のほうに書いている。
まずは完全無欠コーヒーの作り方から。
完全無欠コーヒー1杯の製造に用意するものは3つ
①良質なコーヒー豆・・・10g程度、1杯分
②グラスフェットのバター(無塩)・・・大さじ1杯まで
③mctオイル・・・大さじ1杯まで
これらをミキサーに入れてかき混ぜまくれば良いとのこと。
※通常は2杯分の量が紹介されているが、上記は1杯分の量である「半分」としている。
mctオイルとはなんぞや
mctオイルとはMedium Chain Triglycerideらしい。日本語で中鎖脂肪酸だ。
mctオイルは一般的な脂肪酸に比べて、燃焼してエネルギーになりやすいとか。
一般的な油に対してmctオイルは4~5倍エネルギーになりやすいという話もあるが、そもそも油はどれくらいの時間でエネルギーになるのか・・
適当に調べたところでは、mctオイルは3時間で消化のピークがあり、10時間ほぼ分解されるとのこと。
対するサラダ油、オリーブオイル、ラードなどの長鎖脂肪酸は20時間くらい経っても、完全に分解されないようだ。
参考、日清オイリオ:中鎖脂肪酸サロン - そもそも中鎖脂肪酸ってなに?
完全無欠コーヒーの材料、高いんだけど・・・
ここまで調べて、かなり飲んでみたい気持ちになった。
きっと効果もあるのでは、と思い始めていたところだ。
しかし、サッと調べたところ、バターとオイルがバカ高いことがわかった。
各材料の価格はざっくりと下記の通りだ。
①コーヒー豆の価格
安さを狙ってカルディなどで挽いてもらったコーヒーを入手すると、200gは600円程度で手に入る。
1杯で10gと考えると・・・コーヒー豆代は「30円だ」
シュシュシュシュ・・・(我が家の家計もニッコリの価格の音である。豆代はあまり高くないからお財布も満足だ)
ただし、ドリップがとてもめんどくさい。
そして通販で買うことが出来る、「スタバの豆」を見てみると結構いい値段をしている。
②グラスフェッドバターの価格
ここからがすごい高い。
放牧で育てた牛のバターであるグラスフェットバターは「250グラムで2,000円!!」
ドカーン!!(私の通帳が火を吹いて、家計が火の車になった音)
1杯につき、大さじ1杯バターを入れるとすると、12gになる。
・・・グラスフェッドバター代は「96円」だ。
もっと安い代替材料を考えてみる
代替材料では「ダイエット効果」「IQアップ効果」が薄れてしまうかもしれないが、価格と効果のバランス・・・いわゆるコスパを高めることを楽しみたい。
それを飲んで、安価にプラシーボ効果を出すことがむしろ目的になりつつある。
①コーヒーの代替
あらゆるインスタントコーヒーを飲み試した私が最終兵器と思っているインスタントコーヒーは「ネスカフェゴールドブレンド」だ。
基本中の基本ですね。インスタントのくせになかなかの旨さ。
これは90gで600円程度。
ゴールドブレンドは1杯あたり2g使うため、1杯のコーヒー価格は「13円」。
おおっとすでにコーヒーの段階で半額以下になったのだ。
我が家の財布が笑いすぎてヒィヒィ言うレベルの安さだ。
そしてドリップ不要のため、手間も激減するのだ。
②グラスフェッドバター(無縁)の代替
普通のスーパーで手に入る無縁バターと言えば「よつ葉バター」である。
150gで350円程度で買うことが出来る。
そして、普通の料理にも流用出来て、まったく無駄がないのである。
12g投入するとなるとバター代は「28円」。
なんとバターの価格は3割まで落ちてきた!!
3分の1というのはとんでもないことと思う。うまい棒で換算すると、10円から3円になったような衝撃である。
価格:362円 |
安価な配合で作られた「それなりに無欠かもしれないコーヒー」の価格
コーヒー13円、バター28円、ココナッツオイル24円のため、一杯の値段は「65円」となる。
これは結構下げられたように思える。
完全無欠コーヒーはドトールでブレンドコーヒーを飲むような価格帯である198円だが、そこから価格は3分の1になった。
そうなると缶コーヒーより安いのだ。
ただし、効果のほどは疑問である。
味は美味しい。
そして私はこの安価品作成で一つ大きな失敗をしている。
「きちんと作った完全無欠コーヒーを実は飲んだことがないから比べることが出来ない」のである