【超初心者向け】これをやれば、必ず少しは良くなる「プレゼンテーションのコツ」
最近、会社関連で「300人に対してプレゼンテーション」をする機会があった。
私はスラスラと言葉が出てくるタイプでもなく、口の回転も悪い。
あまり多人数を前にして話をするのが好きではないのだ。
他人の目が気になり、うまくやらなければ、と緊張してしまうのだ。
緊張が活舌を更に悪くし、スラスラと言葉が出てこない。
そのプレッシャーで更に悪循環を繰り返す・・・・
10人~20人程度なら何回もあるが、300人なんて前にしてプレゼンをしたこともなく、1ヶ月以上前から嫌な気持ちであった。
そんな私が今回のプレゼンでは、いろいろと対策を打ったので、その中で手応えを感じた考え方、下準備について書きたいと思った。
これは次回の自分向けまとめ+プレゼンをあまりしたことがなく、緊張しやすい人向けのまとめです。
これをやれば、今よりも確実にプレゼンがマシになる方法目次
~演習編~
①少なくとも50回通し練習をする
②しゃべることすべてを一字一句書いたカンペを用意しておく。
③絶対だれかに予行練習に付き合ってもらう
④練習は立って行う
~パワーポイント関連編~
⑤1週間前、できれば2週間前にはパワーポイントが完成していること
⑥パワーポイントのアニメーションは少なくする
⑦パワーポイントにしゃべる内容を思い出しやすいキーワードを盛り込む
⑧パワーポイントの枚数は1~2分で1枚を基本とする
⑨スマホにデータは突っ込んでおく
~心構え編~
⑩宇宙は広い
⑪これ乗り切ったら、成長しているだろう思考
⑫プレゼンでミスって死んだ人いるのかよ
⑬しゃーねーな、やってやるぜうおおおお
~もうダメな場合の緊張対策の薬~
⑭今は色々、薬が出ている
~演習編~
①少なくとも50回通し練習をする
これが今回挙げたすべての内容で一番重要と思うこと。
今回私がプレゼンを行った際、これは絶対守るべきと思い一番目に記載しています。
通し練習を繰り返すと何が起こるかというと・・・
「自分が説明しにくい部分が明らかになり、改善することで全て簡潔に説明できるようになる」
「なにも見ず、すべてのセリフが言えるようになる」
「こう伝えたほうがわかりやすいという質が明らかにあがる」
「これだけやってきた、という自信が付く」
私は昔、プレゼンの才能がある人を見てこう思った。
プレゼンは才能で行うものなんだ。口達者で伝えたいイメージがうまく言葉としてスラスラ出る、場の空気を見ながら、いうことを変える、それが一発勝負の場で出来る人とできない人には、「才能の差がある」、と。
しかし、50回~100回繰り返し練習することでその考えはかわった。
「圧倒的な練習量で、差は覆せるかもしれない」と思ったのだ。それくらいの効果はあるので、50回は練習をやってみるべきと思う。
②しゃべることすべてを一字一句書いたカンペを用意しておく
もちろんプレゼンは「前を向いて話す」ことが基本だ。
ただし、緊張で話す言葉がわからなくなる可能性もある。そんなときのお守りとして、すべて字の通り読めば良いカンペは用意すべきである。
見ることが前提でなく、万が一のために備えて。
③絶対誰かに予行練習に付き合ってもらう
頭の中だけでのイメトレもしくは自分しかいない部屋での練習では、ちょっとした説明不足や、うまく説明できなかった部分も流してしまいがちになる。
「本番さながらの説明レベルが求められる機会」は絶対必要である。
ここでつまづいたことは、本番でもつまづく可能性が高く、その部分を簡潔にしておいてミスを減らすことが重要だ。
誰に見てもらうべきかというと・・・上司(部長、課長)に見てもらうのが最も良い。次点で直属の先輩だ。その次は家族。
後輩に見てもらうのが最も楽だと思うが、効果は上司ほどではない。
④練習は立って行う
座っているよりも、立っているほうが、なぜかプレッシャーが強い。
また動作が本番と同様になるように必ず立って練習を行うほうが良い。
~パワーポイント関連編~
⑤1週間前、できれば2週間前にはパワーポイントが完成していること
繰り返し練習するための時間を取るには、できるだけ早くパワーポイント完成させるべき。
30分のプレゼンを1日2時間練習できるとなれば、2週間前に資料が出来ていることで、練習回数を48回取ることが出来る。
⑥パワーポイントのアニメーションは少なくする
アニメーションが多いと、良いプレゼン「資料」として、資料の出来は良く見えるが、話している自分からすると準備が大変で、アニメーションに合わせた説明が必要で、と考えなければならない項目が多くなる。
プレゼン慣れするまでは、「少な目」が良い。
⑦パワーポイントにしゃべる内容を思い出しやすいキーワードを盛り込む
これについて話して、これについて話して、というように聴衆に見せるパワーポイントを自信の備忘録にする。
⑧パワーポイントの枚数は1~2分で1枚を基本とする
1枚のパワーポイントで沢山のことを表現しようとすると、メモ帳として使いにくい。
また、なにを言いたいかを明確にしにくい。そのことから1分~2分で1枚のスライドを意識するのが良いと思った。
~心構え編~
私は「深呼吸」「ツボ押し」などは全く効果がなかった。
むしろ下記の思考のほうがプレッシャー対策としてはよっぽど有効だったので書いておく。
⑩宇宙は広い
地球の円周は40,000kmだ。そこに70億人の人間がいる。知っている人は300人程度か。
となると、どれだけ知らない人がいるんだ。どんだけ人が多いんだと思う。
人、とはかけ離れるが、地球は太陽系の中でも小さいレベル。
木星は地球より相当大きいが、太陽はさらに大きい。
太陽がめちゃくちゃ大きいかというと、「太陽の1000倍の恒星すら観測範囲にある」
銀河はもっと大きい。自分のプレゼンって小さいな・・・なんでこんなのが悩みなんだ?
そう思うと少し気が楽になると思う。
⑪これ乗り切ったら、成長しているだろう思考
プレッシャーを乗り切ると人は成長する。マラソン大会、学校の試験、大学受験、就職活動、結婚式等々、今までプレッシャーを乗り越えた経験はきっとあると思う。今となってその経験をどう思うか?
きっと「プラスに働いている」と思うだろう。プレゼンもきっとそうである。
⑫プレゼンでミスって死んだ人いるのかよ
あまりいないと思う。少なくとも私は聞いたことがない。
つまりミスっても大したことがないのだ。しかも数日経ったらみんな忘れている。
あなたは誰かのプレゼンで「詳細に覚えていること」ありますか?
私は「参考にしたいプレゼン」をいくつか覚えているのみ。悪いプレゼンは皆忘れている。
⑬しゃーねーな、やってやるぜうおおおお
プレゼン当日、まさにスタート5分前にこれを思い出してほしい。
ここまで来たんだからやるしかないのだ。ぶちかましてやればいい。
この後は自信の成長しか待っていないんだ!